「ハンドヘルド型」は、いわゆるハンドマイク。手に持って使うときの理想的な大きさや質量バランスを考えていくと、だいたいグリップ部分直径19～24mm、プラグを含めた全体の長さ200mm、質量300g程度に落ち着いています。P.A.の世界では、ボーカル用にこのカタチ、大きさ、重さが定着した観があり、またカラオケ用もこのタイプに類似したデザインのものが主流で、こちらは歌う本人が手許で音の入／切をコントロールできるようにスイッチの付いた機種が多くあります。
使われる現場では、息を吹きかけられたり叩かれたりという過酷な使用状況にあるため、頑丈なダイナミック型がほとんど。しかし最近では、タフになったコンデンサー型も登場しています。