ヘッドホン・イヤホンを識る
コードの素材や長さ
コードの素材
一般的なコードは純度99.5%の銅線が使用されていますが、より音声信号をスムーズに伝えるためにPCOCC(純度99.996%の銅線)やHi-OFCといった、高級素材を用いたコードがあります。またコードの外側、手で触れる部分のことをシース(保護外被覆)と呼びます。
中の銅線を保護するだけでなく、ヘッドホン・イヤホンを装着時にコードが何かとぶつかった時の振動(タッチノイズ)を、銅線に伝えないようにする役割を持っています。その振動を低減して、 耳に届くノイズを少なくする工夫がされているコードとして、高弾性の合成樹脂材(エラストマー)や布で巻かれているものなどがあります。
中の銅線を保護するだけでなく、ヘッドホン・イヤホンを装着時にコードが何かとぶつかった時の振動(タッチノイズ)を、銅線に伝えないようにする役割を持っています。その振動を低減して、 耳に届くノイズを少なくする工夫がされているコードとして、高弾性の合成樹脂材(エラストマー)や布で巻かれているものなどがあります。
コードの長さ
ヘッドホン・イヤホンのコードの長さは、その使用目的によってさまざまなものがあります。
室内用
主に室内で、オーディオ機器やテレビなどと接続するためのヘッドホン・イヤホンの場合、3.0m以上 のコード長さになっていることが多いです。
屋外用
スマートフォンやオーディオプレーヤーと接続したときの取り回しを考慮し、 1.2m前後のコードの長さが一般的です。大人のズボンの前ポケットにオーディオ機器を入れているときに、ちょうどいい長さになるよう設計しています。
音楽制作用・DJ用
主にPCや音楽制作機器との接続が想定されているため、3.0m程度の長い仕様になっていることが多いです。 一部のヘッドホンではさまざまな環境での取り回しを考慮し、1.2mコードが付属されている場合や伸縮性のあるカールコードが付属されている場合もあります。
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