まずはこれから
3

メンテナンスの方法

ディスクのクリーニング


レコード再生時のスクラッチノイズは盤面のホコリや静電気が主な原因ですので、こまめなクリーニングが必要となります。

カートリッジのクリーニング


カートリッジの針先にはレコード再生時に盤面から拾ってきたホコリなどが付着することがあります。針の寿命を縮めたり盤面を傷つけるおそれもあるため、専用クリーナーによるメンテナンスが必要です。

AT607aの使いかた

ブラシを軽く針先に当て、カンチレバーの後方から前方へ静かに数回動かしてください。逆に後方や左右に動かしたりすると振動系を痛めることがあります。

AT617aの使いかた

カートリッジの針先を製品の粘着面に軽く数回あてて、ホコリを取り除きます。

回転数のチェック


レコードプレーヤーは経年劣化によってドライブの回転ムラ(ワウフラッター)や回転不足などが起きる場合があります。ストロボスコープを使うと回転数のチェックができます。ストロボスコープをプレーヤーにセットして回転させます。
螢光灯(インバーター以外)などの下で見ると、回転数が正しい場合印刷されている縞目が止まって見えます。回転数が早い場合は進行方向に、遅い場合は反対方向に少しづつ動いていきます。
原理としては、蛍光灯は電気の周波数(地域により50Hz,60Hzと違う)に合わせて点滅を繰り返しています。(例えば50Hzの場合は50回/秒)白と黒の縞模様がある盤面を一定間隔で回転させると、その点滅にタイミングが合い縞模様が止まって見えるようになります。白熱燈やインバータタイプなどでは見ることはできません。
*白熱灯やインバータタイプの照明を使用のかたは AT6181DL をご使用ください。