ハイブリッド赤外線会議システム ATUCシリーズ

赤外線は壁などの障害物を透過しないため、外来干渉や情報漏えいのリスクはありません。また、ワイヤレスマイク（800MHz、2.4GHz、1.9GHz帯など）との干渉もなく、安心して使用できます。

コントロールユニット3台のリンク接続（CU Link）により、ワイヤレス200台＋有線接続300台の合計500台の通信制御が可能です。

IR会議マイクユニットは左右にそれぞれ発言ボタンやヘッドホン接続端子、ボリューム調整があり、1台を2名で使用可能。発言管理においても個々に判別ができ、外部制御連動時などにも有効です。

デジタル伝送の有線接続により、最⼤10名までの同時発⾔が可能。どの会議マイクユニットにも区別なく優先権を付与できるため、プリセット登録でのシーン別運営が容易です。

発⾔は、声に反応して発言状態にするオートマチックと、トークボタンを押すマニュアル操作のいずれかを会議マイクユニット単位で⾃由に選択できます。

配線接続が容易なLANケーブルによるデイジーチェーン接続を採⽤。また、断線しても会議を止めることなく運用可能なリング接続にも⾃動対応します。

自由に発言を許可する「FreeTalkモード」、発言申請を必要とする「Requestモード」、発言者を外部制御のみとする「FullRemoteモード」の3種類から選択できます。

マスターユニット3台のリンク接続（CU Link）により、有線のリング接続で最⼤150台、デイジーチェーン接続で最⼤300台まで制御が可能。

長さや特性の異なる豊富なマイクをラインナップ。着席発言、立席発言など会議のスタイルに合わせて選べます。それぞれのマイクは、視認性の高いライトリングLEDを搭載しています。

内蔵スピーカーからも音声を出力可能なため、音声が聞こえにくい場合の補助拡声としても使用できます。また、ヘッドホン接続端子にイヤホンを接続して使用することもできます。

卓上にマイクを埋め込むなど、スマートなレイアウトを実現します。8入力8出力のGPIOを搭載し、さまざまな要望に柔軟に対応できます。

優先権付与による起動時マイク⾃動オン設定など、さまざまニーズに応えるサポート機能を用意しています。

会議音声を外部USB接続先に録音したり、スピーカーで拡声する際にハウリングを抑制する、フィードバックサプレッサーなど音声アシスト機能を搭載しています。

ソフトウェア不要のウェブリモート制御に加え、ネットワークIPプロトコルを⽤いるIP制御も行えます。管理者、操作者それぞれのログインパスワードが設定できます。

各種会議設定や会議マイクユニットの個別設定など、プリセットシーンを8パターンまで保存可能。保存されたプリセットシーンはインポート・エクスポートができるため、他の部屋への展開も容易です。

会議マイクユニットの背面にあるLEDは、10色から指定ができます。発言中を表すインジケータを色分けすることで、優先権の付与状態や、カテゴリーの属性などを判別可能。また、ディマー機能も搭載しています。

会議マイクユニットで集音した音声はグルーピングができ、それぞれを任意の出力先に送ることができます。

赤外線方式のワイヤレスと有線を混在して運⽤できます。また、ワイヤレスのみでも10chの同時運⽤が可能です。

ホワイトメタリックカラーを採用した受発光ユニット。白い天井面に設置しても目立ちにくく、⼀般天井にも⾼天井にも対応可能なダブルロール仕様です。

本体にはバッテリーを2個まで実装でき、1個で約6時間半、2個で最大13時間の連続運用が可能です。また、ウェブリモートによる充電監視にも対応しています。

ID番号が重複しないように設定することで、他の部屋の会議マイクユニットを共有して使用可能。効率の良いシステム運用ができます。

アナログ出⼒モデルとDante対応モデルをラインナップ。ネットワークオーディオDante対応モデルは、通信伝送の2重化や制御系との分割などのモードを選択できます。

専⽤のハンドマイクとタイピンマイクを最⼤5台まで会議用マイクユニットと混在して運⽤可能。プレゼンター用マイクを持ち回って使うシーンなどで便利です。

通訳者ユニットを会議システムに組み入れることで、日・英・仏などの３言語通訳まで対応できます。また、リレー同時通訳も可能です。

オプションの投票ユニットでは５つの選択ボタンで議案決議や投票が行えます。また、投票だけでなく、プリセットの呼び出しなどにも活用できます。NFCカード読取機能を搭載しており、ID番号をIP Controlを介して外部の制御用PCへ伝送可能です。