お知らせ

2020.04.13

Audio-Technica 製品のクリーニングについて

オーディオテクニカ製品のクリーニングは、下記に示す方法で行ってください。

内容に関しては 疾病管理予防センター(CDC) >> によって定められた衛生全般指針に基づいておりますが、新型コロナウイルス(COVID-19)等を含む病原菌に対する消毒/除菌方法については、効果的な情報を提供することはできません。これらに対する詳細な情報に関しては、疾病専門機関や専門家へお尋ねください。ここでは製品の表面を衛生的に保つことで、汚れの除去や細菌類の発生を予防するための一般的なガイドラインについてご案内いたします。

・以下に推奨するクリーニング方法は、上記の指針をもとに、取扱説明書等で記載している内容よりも更にクリーニングの効果を高めることを目的にご案内しております。推奨方法の通りに正しくクリーニングを行うことで、製品機能に異常は生じませんが、製品外装には色落ち等のダメージを与える場合がありますことをご理解の上、クリーニングを行ってください。
・このクリーニングによる外装部の変化および間違ったクリーニングによる不具合に対しては、保証の対象外となります。
・クリーニングを行う際は、アレルギー疾患や細菌類の接触/飛沫感染予防のために、手袋、マスク、ゴーグルを着用してください。
・クリーニングは、製品の外装部分にのみ実施可能ですが、下記注意点をよくご確認ください。また、製品を分解してのクリーニングは行わないでください。
・接点/端子/コネクタ部分はクリーニングしないでください。製品の不具合や破損に至る可能性があります。

≪ 推奨クリーニング液の例 ≫
①洗剤を使用したクリーニング液:消毒用石鹸や食器用洗剤を、水に対し0.5%程度の濃度になるように溶かします。
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②アルコールを使用したクリーニング液:消毒用エチルアルコールまたはIPA(イソプロピルアルコール)を、水に対し70%の濃度になるように溶かします。
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※洗濯用、トイレ用、換気扇用の洗剤は製品にダメージを与える場合があるので、使用しないでください。また、使用する洗剤/溶剤類の使用用途、用法、注意事項を 確認の上、クリーニングを行ってください。
※②は火気厳禁です。
※①②ともに、クリーニング液は作業毎に必要な量だけを用意して使い切り、保管しての使用は避けてください。
※誤飲しない様に、子供の手の届かないところにおいてください。

≪ 基本的なクリーニング方法 ≫
①洗剤を使用したクリーニング液の場合
・柔らかいクロスをクリーニング液に浸して、固く絞り、クリーニングする表面を拭き上げます。
AUDIO-TECHNICA 製品のクリーニングについて03
②アルコールを使用したクリーニング液の場合
・クリーニング液を清浄なスプレー容器に入れ、柔らかいクロスに液を吹き付けて、クリーニングする表面を拭き上げます。
AUDIO-TECHNICA 製品のクリーニングについて04

< 共通 > 上記のクリーニング処理後
・水を含ませて固く絞った柔らかいクロスで、クリーニングした表面を拭き上げます。
・乾いた柔らかいクロスで表面の水分を拭き取り、十分に乾燥させます。
※クリーニング液は直接、製品への吹き付け、塗布を行わないでください。製品の機能に異常を生じる場合があります。
※アルコールを使用したクリーニング液を使用する場合は、十分な換気を行い、火気厳禁にてクリーニングを行ってください。
※アルコールを使用したクリーニング液は、アルコール耐性のある容器をご使用ください。

≪ 製品のクリーニング例 ≫
マイクロホン
・ヘッドケース/グリップ/マイクベース:上記①②どちらかのクリーニング液を使用してクリーニングを行います。その後の拭き上げ処理は、基本的なクリーニング 方法の < 共通 > の項を参照ください。
◆コンデンサーマイクは水分が内部に入らない様、特にご注意ください。
・ウインドスクリーン(アウター):ヘッドケースより取り外した後、①のクリーニング液を使用してクリーニングを行います。
①のクリーニング液に浸し、軽く揉み洗いした後に水で濯ぎ、乾いたクロスに水分を吸わせて、十分に乾燥させます。
・ケーブル:①のクリーニング液を使用してクリーニングを行います。その後の拭き上げ処理は、基本的なクリーニング方法の< 共通> の項を参照ください。
・会議システムマイクロホン・LED ライト装着タイプ:①のクリーニング液を使用してクリーニングを行います。その後の拭き上げ処理は、基本的なクリーニング方法の < 共通 > の項を参照ください。
AUDIO-TECHNICA 製品のクリーニングについて05
ヘッドホン
・イヤパッド/ヘッドパッド:①のクリーニング液を使用してクリーニングを行います。その後の拭き上げ処理は、基本的なクリーニング方法の < 共通 > の項を参照ください。
◆アルコールを使用したクリーニング液は、イヤパッド/ヘッドパッドにダメージを与える場合があるので使用しないでください。
・イヤピース:上記①②どちらかのクリーニング液を使用してクリーニングを行います。その後の拭き上げ処理は、基本的なクリーニング方法の < 共通 > の項を参照ください。
・表皮のないスポンジタイプのイヤパッドは、マイクロホンのウインドスクリーンのクリーニング例に準じます。
・ケーブル:①のクリーニング液を使用してクリーニングを行います。その後の拭き上げ処理は、基本的なクリーニング方法の < 共通 > の項を参照ください。
・上記以外の外装部分:水を含ませて固く絞った柔らかいクロスでクリーニングする表面を拭き上げます。その後の処理は、基本的なクリーニング方法の < 共通 > の項を参照ください。
◆クリーニング液は、プラスチック部品等にダメージを与える場合があるので使用しないでください。
AUDIO-TECHNICA 製品のクリーニングについて06
ワイヤレスマイクシステムレシーバー/ワイヤレストランスミッター/その他付属部品
・上記①のクリーニング液を使用してクリーニングを行います。その後の拭き上げ処理は、基本的なクリーニング方法の < 共通 > の項を参照ください
※但し、以下の箇所は水を含ませて固く絞った柔らかいクロスでクリーニングするに留めてください。
◆バネ部等、常に応力が掛かっている部品(例:クリップ)。
◆表示パネル(マイク本体/レシーバー)および表示窓。
※上記の例にない個所においては《 基本的なクリーニング方法 》を参照してください。
AUDIO-TECHNICA 製品のクリーニングについて07

 

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