お知らせ

2025.01.09

制振材として世界初となるマイカフィラーを採用。優れた制振性と⾼⾳質を両⽴するスピーカーケーブルとパワーケーブルを発売

株式会社オーディオテクニカは、最先端の高品質素材を駆使し、ベストな音質を徹底追求した「Rexat」シリーズとして、全12製品を1月24日(金)から順次発売いたします。

Rexat+R_logo
新製品
1月24日(金)発売

・スピーカーケーブル『AT-RX3500S
・パワーケーブル『AT-RX3504P』『AT-RX3508P』『AT-RX3514P
・平型端子『AT-RXT250Lb』『AT-RXT205Mb』『AT-RXT110Sb
・ギボシ端子『AT-RXT300Gb

2月21日(金)発売
・スピーカーケーブル『AT-RX4500S
・パワーケーブル『AT-RX4504P』『AT-RX4508P』『AT-RX4514P

この度、発売となるスピーカーケーブルとパワーケーブルには、制振材としての採用は世界初*¹となるマイカフィラーを使用しています。マイカフィラーとは、天然鉱物であるマイカ(雲⺟)を粉砕することで得られる、⾼弾性率・⾼アスペクト⽐を持つ薄い板状の補強材です。ケーブル外側のPVCシースにマイカフィラーを添加することで⾼制振性を付与させており、これにより高域/低域ともにレンジが広がり低域の量感が出るため、解像度が高くメリハリのある音質を実現します。また、マイカフィラーはその安全性から⾃動⾞業界や建築業界などでも使⽤されています。耐熱性・絶縁性も⾼いため、オーディオケーブル製品にとって理想的な制振材料です。


さらに導体には、「PCUHD*²+HYPER OFC*³」を新たに採用しています。中⾼域の解像度を向上するPCUHDと、ワイドレンジで量感ある低⾳が特⻑のHYPER OFCに変更することで、より幅広い⾳域の表現が可能となります。『AT-RX4500S』と『AT-RX4504P』『AT-RX4508P』『AT-RX4514P』は、「PCUHD+HYPER OFC」に加え、高純度銅7N-Class D.U.C.C. *⁴と6N-OFCの4種の導体を採用したクワトロハイブリッドモデルです。シリーズ最高峰のPREMIUM Lineの音質を継承し、ディテールを精彩に表現することで、豊かな音場空間を創出します。

また、平型端子『AT-RXT250Lb』『AT-RXT205Mb』『AT-RXT110Sb』とギボシ端子『AT-RXT300Gb』には、経年劣化に強く、⾳質にも定評のあるルテニウムメッキを採⽤した3層コーティングを施し、鮮やかで広がりのある音質を実現しています。


【AT-RX4500S 製品概要】
高純度銅7N-Class D.U.C.C.を含む4種の導体と
3種の制振材を採用したスピーカーケーブル

2月21日発売

クワトロハイブリッドスピーカーケーブル
AT-RX4500S 希望小売価格 ¥7,700(税込)/m ※30m巻


製品詳細はこちら

<特長>
■7N-Class D.U.C.C.+PCUHD+6N-OFC+HYPER OFCを組み合わせたクワトロハイブリッド導体を採用














■有害な振動を減衰するマイカフィラー+マグネシウムウィスカー+チタン入りレオストマーのトリプルハイブリッドインシュレーションシステム
■制振材として世界初となるマイカフィラーを採用し、優れた制振性と高音質を両立
■トリプルハイブリッドインシュレーションシステムを組み込んだ使いやすい平行型構造
■柔らかく取り回しやすい、つや消し黒色シース
■触れただけでプラスとマイナスが識別可能
■最大90℃までの耐熱仕様



【AT-RX3500S 製品概要】
PCUHD+HYPER OFC導体と
3種の制振材を採用したスピーカーケーブル

1月24日発売

PCUHD+HYPER OFCハイブリッドスピーカーケーブル
AT-RX3500S 希望小売価格 ¥3,850(税込)/m ※30m巻


製品詳細はこちら

<特長>
■PCUHD+HYPER OFCを組み合わせたハイブリッド導体を採用



■有害な振動を減衰するマイカフィラー+マグネシウムウィスカー+チタン入りレオストマーのトリプルハイブリッドインシュレーションシステム
■制振材として世界初となるマイカフィラーを採用し、優れた制振性と高音質を両立
■トリプルハイブリッドインシュレーションシステムを組み込んだ使いやすい平行型構造
■柔らかく取り回しやすい、つや消し黒色シース
■触れただけでプラスとマイナスが識別可能
■最大90℃までの耐熱仕様


【AT-RX4504P/AT-RX4508P/AT-RX4514P 製品概要】
3種の制振材を組み合わせ、振動を徹底的に減衰
クワトロハイブリッド導体を採用したパワーケーブル

2月21日発売

クワトロハイブリッドパワーケーブル
AT-RX4504P 希望小売価格 ¥19,250(税込)※30m巻
AT-RX4508P 希望小売価格 ¥9,900(税込)※30m巻
AT-RX4514P 希望小売価格 ¥4,950(税込)※30m巻





製品詳細はこちら
△左からAT-RX4504P』『AT-RX4508P』『AT-RX4514P


<特長>
■有害な振動を減衰するマイカフィラー+マグネシウムウィスカー+チタン入りレオストマーのトリプルハイブリッドインシュレーションシステム



■制振材として世界初となるマイカフィラーを採用し、優れた制振性と高音質を両立
■7N-Class D.U.C.C.+PCUHD+6N-OFC+HYPER OFCを組み合わせた クワトロハイブリッド導体を採用
■トリプルハイブリッドインシュレーションシステムを2層に組み込み、取り付け効率を向上
■柔らかく取り回しやすい、つや消し黒色シース
■最大106℃までの耐熱仕様


【AT-RX3504P/AT-RX3508P/AT-RX3514P 製品概要】
3種の制振材を組み合わせ、振動を大幅に減衰
PCUHD+HYPER OFC導体を採用したパワーケーブル

1月24日発売

PCUHD+HYPER OFCハイブリッドパワーケーブル
AT-RX3504P 希望小売価格 ¥9,900(税込)
※30m巻
AT-RX3508P 希望小売価格 ¥5,280(税込)
※30m巻
AT-RX3514P 希望小売価格 ¥2,860(税込)※30m巻





製品詳細はこちら
△左から
AT-RX3504P』『AT-RX3508P』『AT-RX3514P

<特長>
■有害な振動を減衰するマイカフィラー+マグネシウムウィスカー+チタン入りレオストマーのトリプルハイブリッドインシュレーションシステム



■制振材として世界初となるマイカフィラーを採用し、優れた制振性と高音質を両立
■PCUHD+HYPER OFCを組み合わせたハイブリッド導体を採用
■トリプルハイブリッドインシュレーションシステムを2層に組み込み、取り付け効率を向上
■柔らかく取り回しやすい、つや消し黒色シース
■最大106℃までの耐熱仕様


【AT-RXT250Lb/AT-RXT205Mb/AT-RXT110Sb/AT-RXT300Gb 製品概要】
ルテニウムメッキを採⽤した3層コーティングにより鮮やかで広がりのある⾳質を実現

1月24日発売

ルテニウムコーティング平型端⼦
AT-RXT250Lb(Lサイズ) 希望小売価格 ¥3,850(税込)

AT-RXT205Mb(Mサイズ) 希望小売価格 ¥3,850(税込)

AT-RXT110Sb(Sサイズ) 希望小売価格 ¥3,850(税込)





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△上から『AT-RXT250Lb』『AT-RXT205Mb』『AT-RXT110Sb


ルテニウムコーティングギボシ端⼦
AT-RXT300Gb 希望小売価格 ¥4,400(税込)



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<特長>
■経年劣化に強く、⾳質にも定評のあるルテニウムメッキを採⽤
■鮮やかで広がりのある⾳質を実現する3層コーティング
■世界的に評価の⾼い、福井県鯖江メガネのメッキ加⼯技術を採⽤


*¹ 2025年1月、オーディオテクニカ調べ。マイカフィラーを制振材としてオーディオケーブルに使用した製品として。

*² Pure Copper Ultra High Drawability(高純度無酸素銅線)の略称です。厳選した原材料を用い、介在物/不純物の混入を厳しく管理した工程にて鋳造した純度4N(99.99%)の無酸素銅線です。不純物の中で特に混入しやすい酸素についても、工程内でガスバーナーを使用せず、装置内部を不活性ガスで充填することにより、一般的な無酸素銅線の規格を下回る5ppm 以下に抑えています。
・PCUHD®は古河電気工業(株)の登録商標です。

*³ 日本国内でディップフォーミング製法により製造された純度4N(99.99%)の無酸素銅線を使用し、伸線時にアニール処理を施した軟銅線です。ディップフォーミングとは、熱で溶けドロドロの状態の銅の中に銅母線を通過させることで温度差によって銅付着凝固させて太くしていく製法です。他の製法と比較し、線の外側ではなく内側から凝固していくため、酸素やガスが抜けやすく鋳造欠陥が少ないという特徴を持っています。

*⁴ 「D.U.C.C.」は、Dia Ultra Crystallized Copper の略称です。特殊レベルで品質管理された原料・製法で製造される世界最高水準の7N(99.999997%)クラス高純度銅を使用した、ハイエンドオーディオケーブル専用の高純度銅導体です。従来のオーディオケーブルに使用されていた高純度6N(99.9999%)導体は、結晶粒が粗大化※されており、音質に悪影響を及ぼすと言われている伝送系路上の結晶粒界(結晶と結晶の境界面)が少ないという特長がありました。その後、導体の結晶配向性※※に着目した研究が行われた結果、オーディオ用として最適な結晶配向が得られる製造プロセスが確立されました。「純度」「結晶の大きさ」に加え、「結晶の配向性」も最適化し、従来の高純度導体と同等の結晶サイズを持ちながら、結晶の方向が最適に制御された高純度銅導体が誕生しました。
※ 銅の純度を極限まで高め、熱処理によって結晶粒を一般的な純銅の数十倍以上の大きさに成長させること。
※※物体内で、結晶がランダムではなくある方位に優先的に向くこと。
・「D.U.C.C.」は三菱マテリアル株式会社の登録商標です。