円盤好子のアナログジャーニー〜レコ屋に学ぶ、レコードを探すコツ～ - Always Listening by Audio-Technica（オーディオテクニカ）

レコードやアナログって、流行ってるけど実際どうなの？そんな興味はあれども手が伸びない方々へ。「円盤好子のアナログジャーニー」では、レコードの魅力をビギナー目線でお伝えしていきます。

第11回のテーマは「レコ屋に学ぶ、レコードを探すコツ」。知識がないと不安に感じるレコードの探し方。レコードショップへ行く前に押さえておくべきポイントは何か…？コツを知って、楽しくレコードをディグりましょう！

こんにちは、円盤好子です。レコード初心者の私ですが、以前オーディオテクニカのイベントへ向けて ”おさかなのジャケット” を探しにレコードショップを巡ったことがあります。普段のお仕事でいくつかのショップに行ったことはあったものの、特に初めて行くお店に入るときは非常に緊張しました。入り口の扉をくぐるまではドキドキ、そして入ってからはなんだか慣れなくてソワソワ。初めて常連だらけの小料理屋にひとりで入る感覚と一緒です。笑

（おさかなのジャケットについて、気になった方はぜひこちらの記事もご覧ください。）
円盤好子vol.7　さかなのレコード（5/15掲載）

ただそれはレコードのこと、レコードショップのことをまだ知らないから、不安になるのかなと思います。では、どうすればいいのか。それはプロに聞くのが一番なのでは！？
餅は餅屋ということで、早速ディスクユニオンの収納ストア店長小林光宏さんに聞いてみました。全国に店舗を展開するディスクユニオンはレコード・CD・DVDなど音楽メディアの販売・買取を行なっています。

小林さんによると、レコードショップでレコードを探すのポイントは大きく分けて３つです。

1：お店の情報は定期的にチェックしよう！
2：レコードを探すときはゆっくり大切に見よう！
3：目的のレコードがどこにあるか分からない時は店員に迷わず聞こう！

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1：お店の情報は定期的にチェックしよう！

まずは「レコードショップの情報」から気になるレコードがあるかをチェックしましょう。ホームページはもちろん、公式SNSやブログから随時最新の情報を発信している店舗はたくさんあります。特に入荷情報は都度更新されるので、ここは押さえるポイントだそうです。また、ほとんどのお店にある新着コーナーも欠かせないそうです。欲しいレコードが明確にある場合、ショップへ直接電話して確認してみるのもアリですね！

Twitter – ディスクユニオン公式
 Twitter – ディスクユニオン中古センター
 Twitter – ディスクユニオン収納ストア

2：ディグるときはゆっくり大切に見よう！

次に、レコードショップでお目当てのタイトルを探すとき＝ディグるときに注意しなければならないポイントは「レコードを大切に扱うこと」。次々とめくっていく達人も見かけますが、レコードは繊細なのでまずは1枚ずつ大切に見ましょう。スピード重視の動きをしていると、レコードを戻す際に傷がついてしまったり、ジャケットの底が破れてしまうこともあるので要注意です。

また、中古レコードを扱っているショップの場合、その場で試聴ができます。（できないお店もあるので、ショップごとに確認しましょう。）試聴するときもレコードは丁寧に取り扱います。そして傷やジャケットの色褪せなど、気になる部分がないかをチェック！状態確認のための試聴は購入までの大事なステップの1つなので、遠慮せずに申し出ましょう。

3：目的のレコードがどこにあるか分からない時は店員に迷わず聞こう！

お目当てのレコードのタイトルやアーティスト名がわかる場合でも、ヒントが少ない場合でも、膨大なレコードの中から自分では見つけられないことも。そんな時は臆せずに「聞いてみること」！日々多岐にわたるレコードに触れているプロの店員さんたちは、とっても頼りになります。

冒頭でもお話しましたが、私が以前イベントのためにジャケットの絵だけをヒントにレコードを探していたとき、スタッフさんに相談すると一緒に店内のレコードをくまなく探してくれました。

スタッフさんに相談すると目的のレコードだけでなく、プチ情報やおすすめのタイトルなど思わぬ収穫があるかもしれません。大きいお店にはジャンル毎に専門のスタッフさんがいる場合があるので、音楽に詳しいスタッフさんとの交流も楽しみのひとつになりそうですね。

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レコードを購入できる場所といえば、誰もが知っているショップから知る人ぞ知るディープなショップ、そして不定期で開催されるマーケットまでさまざまです。そこでレコードを探す際は「レコードショップの情報をみること」「レコードを大切に扱うこと」「お店の人に聞いてみること」の３つを思い出してもらえると嬉しいです。まずは実際に訪れて、ぜひともレコードを探してみてください。

では！