株式会社オーディオテクニカ

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2024.07.08

Creator Community - Generzon

Creator Community - Generzon

 

 

 数々のソーシャルメディアで7万5千人以上のフォロワーを持つコンテンツクリエーターのGenerzon。イギリス在住の彼は、TwitchとYouTubeで『Minecraft/マインクラフト』をストリーム配信しています。視聴回数560万回を誇るYouTubeチャンネルではHow to MinecraftやSkybounds Skyblockなどファンの多い様々なコンテンツを展開しています。今回は、そんなGenerzonにゲームのストリーミングを始めた頃の話やお気に入りのギア、ビギナーへのアドバイスなどを伺いました。

 

 

Creator Community ロゴ

 

 

 

  <ストリーミングを始めた頃の様子について教えてください。どういうきっかけで自分もやってみようと思ったのですか。>

今活躍している多くのクリエーターもそうだと思うんですが、僕も小さい頃からネットでゲーミングのコンテンツやライブストリームを見て育った感じです。自分がやってみたいゲームの実況プレイなんかをよく見ていました。コンテンツづくりも小さい頃から大好きで、家族旅行の思い出集をつくったり、面白いなと思った動画を編集したりしていましたね。ゲーム系のクリエーターを本格的にフォローするようになってから、ファンや視聴者を惹きつける彼らのエンターテインメント的なところにすごく感動したのと、これなら自分のクリエイティブな力を活かせるんじゃないかなと思ったんです。それで、誰もが通る道かもしれませんが、最初はゲーム用のヘッドセットとゲーム機とキャプチャカードのみというベーシックな機材設定で始めました。そうすると、自分がやりたいと思ったことが、その機材ではできないという状況が結構あって、あの頃はよく友達の家に行って足りない機材を借りたりしていましたね。

 

 

 <最初から『マインクラフト』が自分に合っていると思っていましたか。迷いはありませんでしたか。>

実は、最初から『マインクラフト』がお気に入りだったわけじゃないんです。2013年に自分のチャンネルを作った当初は、『Call of Duty/コール オブ デューティ®』の実況プレイや配信をしていました。そのあと、『FIFA』の実況プレイをやった時期もありましたね。その頃はまだ『マインクラフト』をやったことは一度もなかったんですが、結構早い時期にプレイしてみたのはラッキーでした。このゲームは、コンテンツづくりの視点から言えば、無限なんです。自分のやり方次第でどんなコンテンツでも作れるので、限界があるとすればそれは自分の想像力ぐらいですよね。それから『マインクラフト』推しで動画やライブストリームをつくるようになって今に至っています。

 

 

 <ストリーミングをするとき、ライブ中継を始める前の決まった準備ルーチンなどはありますか。>

ライブ配信を始める前に必ずやるのは、音声チェックです。視聴者の視点から言えば、音声なんて普段は気にもしないかもしれませんが、不具合が生じた途端ものすごく気になりますよね。なので、自分が「ライブ」ボタンを押す瞬間にはすべての機材が普段通りにセットアップされているかどうか、確認するんです。セットアップがすべてOKで、本当に自分の思い通りの 視聴体験ができる設定になっているかが になるような時、ライブに行く前に手早くテストを録画して、いろんな画面の状態や動画ソース、音源が正しく機能しているかをダブルチェックすることもあります。それともうひとつ、飲み物の用意は欠かせません。ストリーミング中は喋りっぱなしですからね。

 

 

 <ストリーミングでマイクロホン『AT2020USB+を使っていただきありがとうございます。この製品のどういったところが特に気に入っていますか。また、外出先などでコンテンツの質を維持するための秘訣は何ですか。>

  1. 自分のチャンネルを始めた初期の2015年からずっと、『AT2020USB+』はストリーミングや収録セットアップになくてはならない存在です。今まで使ってきて本当に活躍してくれているので、いろんなクリエーターにもお勧めしていますよ。USBで接続できる手軽さとプロスタジオ並みの音質の高さが一番気に入っています。それに、イコライザーの使い方を少し勉強すれば、音の微調整を通して初期設定の音質からさらに進化させることも可能です。僕はこのマイクで、ほかの製品では実現できなかった自分のサウンドを得ることができて、とても満足しています。USB接続のおかげで、躊躇せずに持ち出せるから、海外にも何度も持って行っています。場所を選ぶことなく、いろんなPCやノートパソコンにつないで使っても、普段の高音質をキープできています。最近、『AT2040』と音響インターフェースの組み合わせを試しているんですが、これだとちょっとテイストの違うサウンドが得られますね。マイクが音声を切り取るような、ちょうどポッドキャスト向きの感じかな。ハイパーカーディオイド特性おかげでノイズの多い環境でもいい仕事をしてくれますよ。

 

 Creator Community - Generzon02

AT2020USB+』現在は生産完了

AT2040

AT2040

 

 

 

 <新しいことを始めるのに苦労はつきものですが、ストリーミングを始めたばかりの人たちに教えてあげたいことやアドバイスはありますか。>

  1. 生まれて初めてのことをするのって、間違いなく大変ですよね。でも、何も知らないまま挑戦すると、もっと苦労すると思うんです。例えばコンテンツのクリエーターになりたいとします。そこで、ジャンルや方向性を決めるだけでも山ほど可能性がありますよね。だから僕からの一番のアドバイスとしては、できる限りいろんなところから学ぶことをお勧めします。今は恵まれた時代ですから、すでに多くのクリエーターがいて、様々なプラットフォームで膨大な数の新着コンテンツを日々提供してくれています。自分が興味のある分野と似たような内容ですでに活躍しているクリエーターのコンテンツを見るだけでも、絶対いろいろ勉強になりますよ。もちろん、独創性や自分らしいコンテンツ作りを目指したいと思うだろうけど、ほかの人たちが試行錯誤から得た経験は、ぜひ参考にしたらいいと思います。音源の接続からゲーム画面の読み込みまで、ストリーミングに関する技術面のことなら、YouTubeに豊富な参考動画がありますよ。まず検索してみることですね。探している情報の動画が絶対いくつかは見つかるはずですから。

 

 

 <ストリーミング中、視聴者とのコミュニケーションにこの上ないスリルを感じるとのことですが、コミュニティからのサポートについてはどう考えていますか。>

クリエーターとして、コミュニティとの対話は僕には絶対必要だと思っていて、ライブストリーム中は特にそう感じますね。趣味が同じだったり、僕のコンテンツやゲームプレイを楽しんでくれたりする人たちとの会話は、昔からの友達と話しているような感覚に似ています。コミュニティがなかったら、つまりコメントや対話や、今やっていることに参加しようとしてくれる人がいなかったら、何もない壁に話しかけているようなものじゃないですか。ストリーミングのチャットに一人しかいなくても、その人との会話がはずめば最高な気分になれるし、僕にとってはストリーミングの醍醐味だと思います。コミュニティの存在は、自分が提供するコンテンツをずっと楽しんでくれているかを知ることができ、またとても貴重なフィードバックが得られるという点でも大切だと思っています。ポジティブでもネガティブでも、フィードバックがあるからこそ、より喜んでもらえるコンテンツづくりができるので、感謝しています。だから、始めてから11年経った今でも、コンテンツは常に進化し続けていますよ。

 

 <今後の予定について教えてください。今発表できる企画や計画などありますか。>

 オーディエンスに合わせて変えていくことが大切といいましたが、これは僕自身のコンテンツづくりにもまさに当てはまります。今いくつかのワクワクする計画が進行中で、今後ライブストリームをどんどん増やしていけるといいな、 楽しみにしているところです。なんといっても、ライブストリームが一番楽しいですからね。2025年には、もっと外にも出たいと思っています。PAX EastやTwitchconにも行ってみたいと前から思っていましたし、ゲーミングやクリエーター関連のほかのフェスにも参加したいです。新しい人と出会ったり、世界中のクリエーターに会えたりする機会って、やっぱり魅力的ですよね!

 

 Creator Community 02

 

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