株式会社オーディオテクニカ

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2024.06.05

Creator Community - Mali Nakalevu

Creator Month:Mali Nakalevu

 

 「私、ジーヨン・フェスティバル(Giiyong Festival)で聴衆4,000人が集まるJ-MillaのステージのDJをしたんです!今17歳ですが、2年前にはこんなすごいことになるなんて夢にも思いませんでした。音楽とまわりのサポートで、私の人生は大きく変わりました。」こう語るのはシドニーのインナー・ウェスト地区出身、若くして音楽プロデューサーでありDJとしても活躍するMali Nakalevuさん。

 

2023年10月、Maliさんはパラマッタ・レーンズ・フェスティバル(Parramatta Lanes Festival)でファースト・ネーションズ(原住民族)ラッパー、Kootsie DonのDJを務めました。このステージでの活躍が、ダーウィンを拠点に活躍するファースト・ネーションズのラッパー、J-Millaの目にとまり、ジーヨン・フェスティバルでの彼のステージでDJをしないかとオファーが来ます。

15歳のときには、数年後にここまでくるとは想像すらできなかったことでしょう。そんな彼女に、これまでのジャーニーについてお話を伺いました。

 

 

 

Creator Communityロゴ 

 

<わずか17歳で音楽制作業界に飛び込む、[MOU1] いうのはとても勇気のある選択だと思いますが、この世界に興味を持つようになったきっかけを教えてください。>

 何かクリエイティブなことをしたいというのは、ずっと前からそう[MOU1] 思っていました。それが音楽だと確信したのは15歳のときです。放課後にGlebe Youth Service*というユースセンターに通うようになって、そこで「The Platform」という音楽プロダクションのプログラムに出会いました。スタッフの皆さんも、10代前半の私をほんとに親切にサポートしてくれて、みんなとてもいい人ばかりでした。

 

私にとって音楽は、常に身近にあって、純粋に音楽が好きなもの。このプログラムに参加するようになって、自分のやりたいことがはっきりしました。音楽をつくることが仕事だったら、きっと毎日が楽しいと思えたんです。それから、Glebe Youth Serviceで毎週水曜日にやっている「Open Studio」というプログラムにも参加するようになったんですが、このプログラムが私にとって、とても大きな意義をもつようになりました。というのも、ここに通う年下の子どもたちに音楽づくりの楽しさを発見してもらう、サポート役を担うようになったからです。

Creator Month:Mali Nakalevu img02

 

 

<これらのプログラムがきっかけで、学ぶ立場から指導する立場になったのですね。どういった経緯があったのですか。>

 Open Studioのメンターをやってみないかと誘われたんです。なかなかプログラムに興味をもてないでいる子どもが何人かいて。それで、人に教えながら自分のスキルを磨くのもいいんじゃないか、考えたんです。

 

このOpen Studioは週1回のスタジオ教室で、私ともう一人のプロデューサーが準備をして、ユースセンターに来る子どもたちが自由に参加できるというものです。年齢は下は1歳から、上は15歳までです。何かを学ぶために参加する子もいれば、見学するだけの子もいます。特に決まったカリキュラムはありません。その時々で参加する子どもたちが見たり学んだりしたいことをやります。ビートのとり方を教えたり、ソフトウェアの使い方を紹介したり、ラップの歌詞作りや歌い方のレッスンをしたりしています。そしてマイクの前に立ってもらって、音楽プロデューサーがどんなことをするのかを体験してもらったりします。

 

こうした教室や収録を行うスタジオで活躍しているのが、ヘッドホンのATH-M50x とマイクのAT4050、そしてAT4040です。私が求める性能やみんなが感動するサウンドクオリティを実現してくれます。

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 <音楽づくりのどういった部分が一番好きですか。>

 創作の過程にある多様性です。音楽をつくるプロセスの中で、どういう方向へ持っていくか、その選択肢が無数にあって、ひとつひとつの音が大切な意味を持つというところですね。私は、誰もがいい気分になれるフィール・グッドな音楽、聴いて楽しい音楽をつくるのが好きです。(そして自分好みの音楽をつくることにもやりがいを感じています。)普段よく手掛けるのはヒップホップやR&Bです。今流行っているトラッにはあまり関心がありません。

 

現在は週に2、3日、Nakama Arts*のスタジオで働いています。そのほかに、Trackwork*という独立系レコード会社で、プロデューサーUtilityさんの研修を受けています。プロとしてのスキルアップを図る大きな力になっていて、そこで学んだことを家に持ち帰って、自分の音楽づくりに活かしています。仕事とはいっても、自分の好きなことをやっているわけで、とても楽しいです。

<スタジオの外ではDJとしての顔も持っていますが、ライブのステージに立つのはどんな気持ちですか。>

 音楽づくりはもちろん大好きですし、それを会場の全員と共有できるというのは最高の体験です。聴衆が反応する様子を見られます。目の前のたくさんの人がひとつのエネルギーになるって、すごいと思います。プロデューサーとしては、ステージ上で感じるこの感覚を、自分が制作する音楽に再現しようといつも努めています。

 

今年は、あと数回DJをする機会が決まっていて、ワクワクしています。DJができる機会はいつでも大歓迎です。今、何人かのアーティストとの共演を計画中で、日程が決まっているものもありますが、今はまだ完全に発表できないので、期待して注目していてください。

*音楽づくりに対する真摯な姿勢と情熱が心に響くMaliさんのサクセスストーリー。今回は、その実現を可能にするきっかけとなった団体やプログラムについてもご紹介します。

 

Glebe Youth Service:10代の若者を対象に、音楽スタジオをはじめとする安全な場所と創作の機会を提供しているNPO法人です。

https://glebeyouth.org.au/

 

Nakama Arts:オーストラリアで活動する私立の音楽芸術活動団体です。オーディオ製品販売のTechnical Audio Group社が資金や設備を提供しています。団体の管理責任者はChris Hamer-Smith氏。Nakama ArtsはGlebe Youth Serviceの音楽スタジオのためにオーディオ製品を提供するとともに、Utilityの「The Platform」、Lorenz PrichardとTom ElliottをメンターとしてHeaps Decentとのコラボレーションで開催している「Open Studio」、そしてDJのKrystel Diolaがメンターを務める「The Blend」など数々のプログラム企画にも協力しています。

https://nakama-arts.com.au/

 

Trackwork:シドニーに拠点を置くレコード&プラットフォーム会社で、著名なヒップホップのプロデューサー、Utilityの監修&プロデュースによる楽曲をリリースしています。

 

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Photographer - LAD STREET