近年では動画を自分で撮影してアップロードしたり、生配信をすることがとても手軽になり、誰でも簡単に行えるようになってきました。

みなさんの中にも自宅の一室で「ゲーム配信」をはじめ、「歌配信」や「SNSでの生配信」などに挑戦してみたいと思う方もいらっしゃるでしょう。 しかし、いざやってみようと手持ちのPCやスマホだけで撮影・配信をすると、どうしても雑音が入ってしまったり、音質が満足のいくものではなかったりすることも……。

そこで今回は、自宅の一室にいながら本格的な音質での配信を実現する「おうち配信スタジオ化」にピッタリのイヤホンとマイク、その他にも便利なアイテムをご紹介します。

アーティストからプロゲーマーも愛用するモニターイヤホン『ATH-E70』

ATH-E70

モニターイヤホンは、音楽ライブやレコーディングの現場で、演奏中に他の楽器や歌声がどんな音を出しているのかを正確に把握するために使用されます。

アーティストが、ライブでイヤホンをしながら歌う姿を目にしたことはありませんか?あるいは「イヤモニ」という言葉を聞いたことがある、という方もいらっしゃるかもしれません。 あのイヤホンは「インイヤーモニター」と言い、モニターイヤホンと同じものを指します。

普段音楽を聴くときに使う「リスニングイヤホン」には音楽をより楽しむための工夫がされていますが、モニターイヤホンは鳴っている音の正確性に重きを置いています。

『ATH-E70』は、バランスド・アーマチュア型と呼ばれる医療用の補聴器にも使用されるドライバーを採用しており、繊細な音質とそのレスポンスの良さが特長です。 そのドライバーを低音用・中音用・高音用に左右3つずつ設置しているため、全音域をクリアに再現しています。

近づいてくる相手の足音や息づかいをシビアに聞き分けなければならない「FPS」などのゲーム配信にも相性が良く、プロゲーマーにもゲーミングイヤホンとして使用されています。 ケーブルを耳の上に掛けることで装着感がアップし、長時間のプレイでもヘッドホンより疲れにくいこともメリットとして選ばれています。

ATH-E70

バランスド・アーマチュア型インナーイヤーヘッドホン

ATH-E70

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マイクにもこだわりを。 確かなスタジオ品質の『AT2020』と『AT2035』

AT2020

マイクには、「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の2種類がありますが、どちらもダイアフラムという薄い金属の膜が音を拾い、それを電気信号に変えるという点は同じです。

ダイナミックマイクは構造がシンプルで頑丈なのが特長で、音楽ライブや大きな音圧のドラムなどの楽器の収音に使われます。 一方のコンデンサーマイクは、ダイアフラムが非常に薄い膜となっているために微細な振動も追従でき、感度が高く低域から高域まで幅広くきれいに収音できます。 ボーカルのスタジオ収録などで使用されることが多いです。

今回ご紹介する『AT2020』と『AT2035』はどちらもコンデンサーマイクなので、ゲーム配信や歌配信、ラジオ配信など、声を綺麗に届ける用途にピッタリです。

AT2020は2006年の発売以来、全世界で累計販売数100万本を超え、世界中のクリエイターから愛されるロングセラーのマイク。 エントリークラスながら確かなスタジオクオリティを実現したコストパフォーマンスが高いモデルです。

そしてAT2035はその上位バージョンで、低ノイズと広いダイナミックレンジに加えて、配信や録音時に便利な「ローカット」と「パッド」のスイッチが搭載されています。

ローカットとは低い周波数をカットする機能で、空調の音やパソコンのファンの音などの余計なノイズを取り除いてくれます。 PCを使って処理をすることも可能ですが、収音段階で不要なもの入れなければ、作業効率がグッと上がります。 一方のパッドは、音が大きい場合に入力感度を落として音割れを防ぐ機能。 ゲーム配信時の興奮からくる叫びの音割れを防ぐほか、ギターアンプなど大音量のものの収録も可能にします。

AT2020

バックエレクトレット・コンデンサー・マイクロホン

AT2020

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AT2035

バックエレクトレット・コンデンサー・マイクロホン

AT2035

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より快適な配信を実現!ポップフィルター、ショックマウント、ブームアーム

モニターイヤホンとコンデンサーマイクがあれば、クリアな音を聞きながらクリアな音を録音・配信することが可能です。 そこからさらにプラスαのアイテムを揃えるとより配信スタジオらしく、よりプロの音質を実現することができるでしょう。

まずは、マイクに取り付ける「ポップフィルター」。 アーティストがレコーディングをしている映像で見かける、マイクと口元の間に位置するフィルターのことで、ちょっとした息づかいや口を開くときに唇から生じるリップノイズを防いでくれるものです。 また、マイクの近くで話したり歌ったりしたときの湿気からマイク自体を保護する役割もあります。

ポップフィルター『AT8175』は、先ほどご紹介したマイク「AT20シリーズ」専用に設計されており、簡単かつ安定した取り付けが可能です。

AT8175

マイクロホンポップフィルター

AT8175

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続いては、マイクに伝わる振動やノイズを軽減する「ショックマウント」です。 マイクを机の上に置いたり、アームを使って上から吊るしたりすると、どうしても物理的な振動がノイズとなってマイクに伝わってしまいます。 そうしたノイズを効率的に軽減し、よりクリアな音を収録・配信できるようにしてくれます。

ショックマウント『AT8458a』は、先ほどご紹介したマイクAT2020とAT2035に対応しています。

AT8458a

ショックマウント

AT8458a

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最後は「ブームアーム」です。 ブームアームはデスクなどに固定することで、マイクを好きなように動かすことができるもの。 アームを伸縮・回転させて、マイクの高さや角度を自由に変更させることができます。 『AT8700J』は、オーディオテクニカのマイクやショックマウントをはじめ、5/8インチねじに対応したマイクを固定することが可能です。

マイクを空中に設置できるため、デスク周りがスッキリします。 また、配信で自分の姿を映す際の見栄えも良くなりますよ。 使わないときはコンパクトに折りたたんで収納できるのも嬉しいですね。

AT8700J

マイクロホンブームアーム

AT8700J

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まとめ

実際に自分で配信をやるためには道具を揃えたり準備をしたりと手間がかかるもの。 せっかくやるのであれば、より多くの人に「もっと見たい」「もっと聴きたい」と思ってもらえるコンテンツにしたいですよね。 ぜひ、おうちスタジオ化計画を実行して、たくさんの人に見てもらえるプロレベルの配信を目指してください!

Words :Write Up!

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