いつものストリートを思うまま、気楽にいこう。この街で生活する誰かの、いつも通りの日・いくつもの瞬間を見つけるシリーズ。耳元には、Audio Technicaの完全ワイヤレスイヤホン“ATH-SQ1TW”をつけて。今回は、NYCのブルックリン区の中央、Bedford-Stuyvesant(通称 Bed-Stuy)にヴィンテージクローズの店を構える名物店主、Gizmo とその近所を行く。
Bed-Stuyはブラウンストーンの古き良き家がどこまでも続く茶色い街。教会がいくつも隣接し、日曜日には一張羅をまとって教会に出向く“サンデイ・ベスト”たちが、寄り添って連れ立っていく。
通りからのカーステレオの爆音ミュージック、教会のドアの開け閉めでこぼれてくる声、自宅前の階段に集まる大人や家族たちの話し、いろんな音がブラックコーヒーにおとしたミルクのようにぐるぐると溶けていく。
白に身を包んで現れたGizmo「グローブは、片方だけが粋でしょう」。ありったけの生活と祈りの匂いのする通りをいくつも抜けながら歩く。時折、羽目を外したダンス・ステップを交えて。
Model: Gizmo
Photography: Kohei Kawashima