「モダンニューエイジ」を提唱するロサンゼルスのレーベル、Leaving Records(リーヴィング・レコーズ)。 主宰のマシューデイヴィッド(Matthewdavid)を筆頭に、サム・ゲンデル(Sam Gendel)、カルロス・ニーニョ(Carlos Nino)、アナ・ロクサーヌ(Ana Roxanne)、サム・ウィルクス(Sam Wilkes)、ファビアーノ・ド・ナシメント(Fabiano do Nascimento)ら、一貫した美意識に基づく質の高いリリースで知られるLeaving Recordsとそのコミュニティは、日本のアンビエントミュージックや環境音楽からインスピレーションを受け取っているのだという。
彼らは環境音楽と呼ばれるものから何を感じ取っているのだろうか。 マシューデイヴィッドとLeaving Recordsの活動から、アンドレ3000(André 3000)の『New Blue Sun』、そしてLeaving Recordsと関係を深める日本の音楽フェス「EACH STORY」についてまで、「音楽と環境、コミュニティ」をテーマに原雅明と取材した。
マシューデイヴィッド、環境音楽、スピリチュアリティ
まず、あなたがどのように日本の環境音楽を聴いてきたのかを教えてください。
僕自身、いわゆるアンビエントミュージックの愛好家で、ニューエイジ、プライベートリリースのアンビエントコレクターとして、環境音楽と呼ばれるものもずっと熱心に聴いてきました。 日本のアンビエントミュージックに関しては、向こうが僕を見つけてくれたと言っていいくらい、本当に自然に有機的に出会いました。
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ほとんどの場合、日本のアンビエントや環境音楽は非常に洗練されていてジェントルで、控えめで味わい深く、知的だけれど、力みがない。 そういうところが僕はすごく好きだし、一緒に音楽を作ったり、イベントを運営している友人、僕のメンター、ミュージシャン仲間もそういったところにすごく深く共鳴しているような気がします。
そういった環境音楽の魅力は具体的にどんな部分から感じられるものですか?
日本の「Environmental Music」、つまり環境音楽にはいつも関心を寄せているけど、これは正直なところ個人的なことでもあって。 僕は日本文化の自然哲学に深く共感しているんです。 日本の自然が好きで、アンビエントミュージックの愛好家として、ミュージシャン、キュレーター、鑑賞者として、日本の文化や自然に対して好意を抱いています。
環境音楽の魅力をさらに理解するために、もっと日本を訪れ、日本文化について学ぶ必要があると思う。 ツアーをしたり、友人を訪ねたりして、平和で静謐な自然を体験することを通じて、日本社会や日本文化における自然のあり方、そして環境、自然に対する純粋な感謝の感覚がどのようにアンビエントミュージックに変換されるかを僕自身学んでいるところです。
アメリカ人である僕が経験した自然と自分自身の関係は、アメリカ文化では必ずしも得られない、とてもユニークで特別でスピリチュアルな体験でした。 アメリカにも美しい自然はあるけれど、僕たちの社会や文化には、日本の文化が持っているような深い感謝の念はない。 環境音楽からはその深い感謝の気持ちが伝わってきます。
それはディテールにこだわりつつも控えめでミニマルなプロダクション、作曲アプローチから感じ取れることで、ある意味、日本的なところだと思う。 それが僕にとって環境音楽の魅力的なところ。 平和でいられる日本にいる感覚を思い出させてくれることに、とても感謝しています。
あなたが音楽におけるスピリチュアリティをどう捉えているのか教えてください。 あなたが紹介する音楽からはスピリチュアリティをすごく大切にしているけど、すごく客観的に、ある意味DJ的に捉えているような感覚も受けます。
それは一緒に仕事をするアーティストや作品によるし、レコードによって変わってくることですが、個人的にはドアはオープンにしておくタイプ。 僕自身は何か特定のひとつの宗教のドグマティックな信者ではないし、スピリチュアルのことも含めて、オープンなマインドでいることを心がけている。 ひとつの哲学や宗教的な考え、スピリチュアルな考えに対して独断的ではないということですね。
僕はキュレーターとして、スピリチュアルであろうとなかろうと、あらゆるタイプのアーティストを歓迎しています。 アーティストによっては本当に個人的な考え方、精神性を大胆なまでに打ち出すけれども、それに対してノーとは言わない。 悪趣味でなく、センスがあって新鮮な表現ができているのであれば、その人のやり方として尊重したいんです。
ただ、作品がどう聴こえるかは、実はリスナーによるところが大きいとも思います。 多くのアーティストがそれほどスピリチュアルな音楽を聴くわけではなく、リスナーによって違った解釈や聴き方をされたり、よりスピリチュアルな耳で聴かれたりする。 アーティストとリスナーとの関係は常にとても複雑だなと思うけれど、どう聴こえるか、どう解釈するかもおまかせするオープンな姿勢でやっています。
僕の運営するLeaving RecordsやLAという地域自体がサイケデリックな、スピリチュアルな文化やコミュニティとして見られていると思う。 でも同時に僕は、知的なエッジ、スピリチュアルではないエッジを持つさまざまな種類の音楽を紹介したり、提示したりするのも好きですし、それらの音楽が共存、共生するようにということは意識しています。
Leaving Recordsの美意識、価値観とアンドレ3000の関係
あなた自身の活動、Leaving Recordsというレーベルへの取り組みについても改めて聞かせてください。
Leaving Recordsは今年15周年を迎えるのですが、僕はこのレーベルを運営しながら、さまざまなパートナーシップ、ディストリビューション契約を結び、ジョイントベンチャーに出入りし、長年にわたっていろんなインディーレーベルのA&Rを務めてきました。
その経験から、何が機能して何が機能しないか、何が必ずしもアーティストのためにならないのか、僕が何を望み、アーティストが何を望むのかという見解の違いや、何がフェアで、何がそうでないのかについて多くを学んだんです。
僕はアーティストとして、レーベルオーナーとして、業界やシステム、ツールに最善を尽くしているつもりです。 業界の慣例にある程度合わせつつ、システムに逆らって新しい価値観を紹介するのが僕のスタンス。 例えば業界の通例として新譜を出すのは金曜日とされているけど、まあ音楽はいつでもリリースできるし、日曜日にリリースしてもいい。 もしそれがその人にとってベストであるなら、僕はそれを尊重したいのです。
あとひとつ注力しているのは、音楽ビジネスを越えてLeaving Recordsがアーティストのコミュニティとして発展していくためにはどうすればいいのか、ということです。 僕らはアーティストの自主性を非常に大切にしていて、アーティストが自発性をより強く感じられるように、また金銭的にも公正に感じられるように活動しています。
そういう考えの背景には、相手に対する思いやり、「ケア」の気持ちがあって、僕もそういう仕事のやり方がすごく好きなんです。 アーティストやコミュニティを知ってもらい、すべてのイベント、すべてのリリースの裏にはたくさんの愛と思いやりがあることを知ってもらえたらと思っています。
15年にわたってLeaving Recordsをやってきてリスナー側の聴く姿勢に変化を感じたことはありますか。
今、ストリーミングプラットフォームやインターネット上で毎日たくさんの音楽がリリースされていることにより、これまで以上にキュレーションの重要性が高まっていると思います。
キュレーションの最大の価値は「信頼」だと思うんです。 Leaving Recordsは、オープンマインドなメンタリティを持ち、信頼できるキュレーション、音楽コミュニティを探している新しい人たちを惹きつけることができていると思います。
Instagramのポストひとつとってもそのことをすごく考えています。 Leaving Recordsのビジュアルコミュニケーションは僕らのコミュニティと価値観、オールジャンル哲学の多くを物語っていると思う。 僕らは本当に多くのことをケアしているんです。 これは僕らの生活であり、生業だから、正直、簡単なことじゃないですけどね。
考えてみれば僕らのリリースって結構変わっているというか、普通じゃない音楽が多いわけだけど、そういう音楽やアートって世の中にはいっぱいありますよね。 数ある作品の中から僕というフィルターを通して紹介する、ということにおいて僕はいい仕事ができているのかなと思っています。
レーベルのキュレーションと関わることとして、あなたも参加をしているアンドレ3000の作品について聞かせてください。 あなたたちが作ってきたコミュニティとすごく関係のある音楽だと思うんですが、彼がああいうアルバムを作ったこと、あの作品が与えた影響について改めて聞かせてもらえますか?
そう、まさにこれはコミュニティプロジェクトでもあるんです。 Leaving Records、ロサンゼルス、ヒッピー、ニューエイジ、エクスペリメンタルミュージックのコミュニティが、アンドレ3000の新しいサウンドの原動力となって貢献しているように感じられます。 これ以上嬉しいことはないですよ。 アンドレがフルート音楽やアンビエントミュージック、スティーブ・ライヒ(Steve Reich)、テリー・ライリー(Terry Riley)などに興味を持っていることを知ったとき、僕は驚きを隠せなかったけど、一方で筋が通るなと思ったんです。
実はこの取材の直前、僕の古い友人で師匠でもあるカルロス・ニーニョと電話で話していたんです。 カルロスはアンドレ3000のプロジェクト、New Blue Sunのメインプロデューサーであり、ワールドツアーの音楽監督でもある。 ある日、きっとアンドレに会えるだろうと思っていたら、カルロスがレコーディングに呼んでくれました。 そして、僕はアルバムに参加することになったんです。
アトランタ出身でアンドレとアウトキャスト(Outkast)のファンの僕としては、アンドレは僕のヒーローだから、若い頃には想像もできなかった夢にまで見たチャンスでしたよ。 彼はとてもいい人だし、本当にクール。 アンドレ3000と日本のオーディエンスについて聞きたかったんだけど、この新しいアルバムは日本でどういうふうに受け止められていますか?
そうですね。 いまヒップホップを聴いている日本のリスナーがどう感じたかはわかりませんが、あなたやカルロスの音楽を聴いてきたリスナーには自然に受け入れられたと思います。 かつてのアンドレ3000やアウトキャストのリスナーには戸惑いを与えたかもしれないですが、その中でも感じてくれた人は確実にいたとも思います。 彼が提示した音楽は本当に自然に感じられたし、浮世離れした音楽ではなく、歴史的な背景も同時代の繋がりも感じる、とてもポジティブな音楽だと思いました。
昼間のLAで無料の音楽イベントを主催。 なぜアルコールの売り上げに頼らず開催できる?
音楽とコミュニティという点でいうと、あなたがLAでやっている「Under A Tree」というイベントは、そのひとつのあり方を提示していると思います。 実際どのようにオーガナイズをしているイベントなのか教えていただけますか。
Under A Treeに関しては、とにかく昼間にオルタナティブな音楽のショーをやるというアイデアに興味があったんです。
最初は無許可で始めたんですが、これは「ローグ・アプローチ」とか「DIYアプローチ」とか呼ばれるもので、会場の公園はコミュニティアートパークであり、私たちはコミュニティの共有スペースを活性化させるだけという考え方がまずあった。 だから許可は取らなかったんです。 2017年からやってきてたくさんの援助と資金を得て、今では自分たちの理想をほぼ実現しているなと手応えを感じています。 ロサンゼルス市や公園との連携など、課題もまだ残ってますけどね。
ひとつ、Under A Treeで強調しておきたいのはアクセシビリティです。 このイベントは街中で昼間に無料で開催していて、子どもたちも含めた家族連れ、あらゆる年齢の人が参加もできるというコンセプトがすごく重要なんです。 会場の所々にテーブルがあって、「こんにちは、寄付はいかがですか?」と声をかけられたりするけれど、チケットや何らかの参加表明が必要だったり、警備員がいるわけではないのです。
あと、アルコールの販売がない安全な場所でやるという考え方もポイント。 Under A Treeにバーがないのは、アルコール産業およびその周辺文化をイベントと切り離したかったからなんです。 子どもたちがそこら辺を走り回っているし、誰にとってもフレンドリーかつオープンで、安全なものにするという点で理にかなっていた。 もちろんピクニック気分でちょっとワインを飲みながらイベントに参加するのは全然OKですけどね。
アルコールの販売は音楽イベントの収益において大きな比重を占めるものですが、それよりもアクセシビリティを優先したというのは興味深いですね。
決してアルコールを無理やり排除したということではなく、自然にイベントの要素のひとつになったんです。 そもそも公園にはバーってないですよね? だからアルコールを売ろうと思わないし、その必要性もない。 いいショーができて、ミュージシャンに十分な支払いができるだけのリソースと資金、そして援助があることが重要で、必ずしも利益をあげようとしていないのもあると思います。
僕たちはただ、ロサンゼルスの美しい環境と屋外で音楽を演奏し、来てくれる人たちに楽しんでもらいたいだけなんです。 結果として誰でも入れる、今までなかったような場所ができあがっているんじゃないかなと思います。 その理由は、Under A Treeのコンセプトと哲学が、Leaving Recordsやアーティストのファンだけでなく、僕らのことを知らない人たちにも魅力的な選択肢を提供するものだったからだと思っています。
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僕が見てきた中でもっとも興味深いことのひとつは、行動規範や倫理規範、会場の雰囲気にカチッとはまる、あるいはダイヤルを合わせるような感覚が参加者に見受けられることです。 500人もの人が集まることがあるけど、トラブルは一切なくて、ケンカや悪質な行為、取締りや邪魔が入るようなことは一度もない。 パブリックな空間で、しかも無料で誰でも入れるイベントとして開催しているからすごく興味深いです。
そういった状況がUnder A Treeではなぜ実現できているんでしょうね。
それはおそらく、みんなが同じビジョン、同じアイデアを理解しているからだと思う。 そしてこの形で続けたいという想い、イベントの価値観を集団で共有できているからこそ、今の状況があるのだと思っています。
このスペースに足を踏み入れた人の中に、出演者やこのイベントがコミュニティによって提供されたものであることへの感謝の気持ちが芽生えるような空間を作ることができているんじゃないかと思います。 そういう僕たちのイベントの価値観を、来てくれた人たちが口コミで伝えてくれることによって自然と同じ考えのもとで集まる空間になっていったんです。
だから僕たちはとてもラッキーだと思います。 僕たちが制定したモデルを継続させるために、参加者全員が価値観と行動システムを共有し、集団として理解することができていることは、Under A Treeの哲学においてすごく重要なことなんです。
「EACH STORY」から日本とLAの違い、「音楽を鳴らす場所」を考える
去年あなたが出演した「EACH STORY」もUnder A Treeに近しい体験を提供しているように感じるのですが、出演してみていかがでしたか?
EACH STORYは親密感があってより自然や環境音楽にフォーカスした内容で、すごくナチュラルだったし、僕にとっても馴染みのある環境で、家にいるような感覚でリラックスして楽しむことができました。
オーガナイザーの視点からいっても、小さなブティックのようなテイストのイベントで、オルタナティブなライブミュージックを提供するという点、コミュニティと文化の整合性という点から、EACH STORYと僕のやっていることはすごく類似性があると感じます。
EACH STORYはブティックスタイルのフェスティバルというか、こぢんまりとしたサイズだからこそ主催者の意図がしっかりと打ち出せているし、商業的な感じも、ありきたりな感じもない。 音楽のキュレーションも素晴らしかったし、エッジが効いていて、すごく実験的でもあり、趣味がよく、プログレッシブなところもあったし、サウンドシステムも本当に素晴らしかったです。
あとコミュニティ的な点からみても、子どもたちもいれば、キャンプもできるし、食べ物も美味しいし、クラフトもあってパーフェクトでした。 東京の小さなクラブでギグも組んでいるのもすごくいいなと思います。 地方と東京でコミュニティ感覚が生まれるし、それはフェスのブランディングにもなっていますよね。 地方と都市をつなぐ流れが、日本でも確実に生まれているなと思いました。
ただ、決して批判的なことを言いたいわけではないんだけど……これはロサンゼルスという街の声は特異性にもつながる話で、LAでは年中野外で、かつ都心でフェスティバルを組むことができるんです。 LAは大きな街だけどすごく自然が豊かで、交通の便も含めてEACH STORYのようなフェスティバルを非常に組みやすい場所ではあるんです。
でも日本においては、ああやって都心から離れたところでやる必要があるのだろうし、その結果、公共の交通機関を使わざるを得なかったり、キャンピングする必要性も出てくる。 でも、そこはひとつのよさでもあると思います。
あなた自身も関わっていたdublabというLAのネットラジオは音楽のコミュニティでもありますが、いわゆる音楽のヴェニューではない場所で音楽をかけたり、その環境における音楽をどう考えるか、といったことをずっと実践してきました。 今年、dublab.jpがEACH STORYで環境音楽のプロジェクトを実施することになっているのですが、「野外でアンビエント的なサウンドを楽しむ」という点であなたの考えを聞かせてください。
僕自身も音楽は屋内で聴くことが多いわけだけど、今こういったアンビエントや環境音楽をライブで演奏したり、DJをしたりして、野外でも観客を楽しませる試みをしているのは興味深いと思います。 だけど屋外で聴く場合、音響という点で多少問題が出てきます。 素晴らしいサウンドシステムは、高域のディテール、サウンドの表情を際立たせ、サブ/ローエンドの周波数も発音するものだけど、私はそういうサウンドシステムの明瞭さが好きなんです。
やっぱり本当に素晴らしいサウンドシステムと理想的な会場を用意しないと、アンビエント、環境音楽のよさを味わいきるのは難しいと思います。 会場については自分のイベントにおいてもコントロールしきれる部分としきれない部分があるし、特に野外でやる場合は、ある程度静かな場所であることが前提になる。 本当に何のノイズもないところで聴くのがこの手の音楽を最も楽しめる完璧な状況だと思うけど、僕らとしてはそれを理想としつつも、できる限り楽しめるようにしている、という感じですね。
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Leaving RecordsとEACH STORYに関していうと、2023年はあなた自身とGreen-Houseが、今年はQOA、ASA TONE、Cool Maritimeが出演します。 日本の環境音楽の感覚とLeaving Recordsが提唱するモダンニューエイジの感性にはどんな関連性、音楽的な共通点があると思いますか?
Green-Houseは、環境音楽と多くのつながりを描いていると思います。 ゆったりとしたテンポ、優しく広々としたサウンド、そして自然のフィールドレコーディングを取り入れてますね。
QOAは南米出身でありながら、環境音楽からインスパイアされたアンビエントミュージックを制作していて、より実験的。 彼女を取り巻くアルゼンチン・ブエノスアイレスの自然環境をコンセプトにした、とても楽しい深いリスニング体験ができると思います。
レーベルに所属する他のアーティストたちは、もしかしたらそれほど顕著なつながりはないかもしれない。 それでも多くのアーティストが日本のアンビエントミュージックにインスパイアされています。 私たちアーティストのコミュニティは、日本のアンビエントミュージックを愛していて、深いリスペクトを持っているんです。
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Matthewdavid
オールジャンル・アーティスト、音楽プロデューサー、キュレーター、音楽業界エグゼクティヴであり、LAを拠点とする多作なレコード・レーベル「Leaving Records」の創設者でもあり、過去に「Stones Throw Records」でA&Rを務めた。 ミュージシャンとして、最近ではAndré 3000とステージを共にし、そのアルバム『New Blue Sun』にも貢献をしている。
Interview:Masaaki Hara
Text & Edit:Shoichi Yamamoto
Translate: Kazumi Someya