10月5日、小田急線狛江駅「狛江えきまえ広場」にて、今年3回目となる「地べた音楽祭」が開催される。 ステージと客席/アーティストと観客の境目を溶かし、フラットな「地べた」で繰り広げられる演奏やパフォーマンスは、他に類を見ない。

そして、「地べた音楽祭」のもう一つの大きな特徴は、現代アートのバックグラウンドを持ったチームが主催しているということだ。 「行き交うすべての人々がアーティストであり、観客でもある」という発想は、そういった背景から生まれているのかもしれない。 老若男女、地元の人からビジターまで、さまざまな人々が混在し、まさに混ざり合うようにして踊り楽しむ景色が一昨年、昨年も見られた。

「地べた音楽祭」のコンセプトに至った経緯はどんなものだったのか。 3年目となる今回、どんな新しい仕掛けが用意されているのか。 オーガナイザーの今尾拓真さんと、第一回目から出演し、このイベントをずっと体験してきたアーティストの田上碧さんに話を伺った。

*写真は昨年のアーカイブ写真を提供していただきました。

空間と音の関係を探るふたり

今尾さんと田上さんは、「地べた音楽祭」以外でも一緒にプロジェクトをされていますね。 それぞれ自己紹介と、お互いの他己紹介をお願いしたいのですが。 まずは今尾さんから。

今尾:僕は大学で彫刻を学び、卒業後はそのまま作家活動を続けています。 空間や音をきっかけとしたインスタレーション作品を作ったりしています。 即興演奏を空間の構造から組み立てていくようなパフォーマンスを始めたことをきっかけに、他人を巻き込む企画という形でも音楽に関わるようになって。 現代美術と音楽の交わる部分で活動しています。

あと、田上さんの他己紹介。 田上さんはミュージシャンとして活動しつつも、いわゆる仕事としての楽曲制作や演奏といった表現だけでなく、自分が声を出すことや歌うこと、そういった自分の身体の感覚を通して音楽を発見したり、世界を味わったりしようとしている人だなと思っています。

昨年はバンド「ガラグア」で出演した田上さん。
昨年はバンド「ガラグア」で出演した田上さん。

空間の中にある音を扱う?

今尾:そもそも僕は、空間的に自分の周りや世界を認識する癖があるなと思っていて。 例えば、僕は京都出身なんですが、京都の端っこってどこなん、と思って実際に自転車で回ってみたり。 他者がたくさん関わる広い面的な領域の中で、自分という点的な存在の位置みたいなものを考えてきたんです。 だから彫刻も、空間的アプローチができるものとして学んでいたんです。

田上:5月に、愛知県の清須市はるひ美術館でやっていた今尾さんの個展を見てきました。 美術館の建物をジャックして、そこの空調設備の空気が出入りする場所に笛やハーモニカを取り付けて音が鳴っている状態を作り出していました。

今年4〜6月に清須市はるひ美術館で開催された今尾さんの展示「work with #10」

田上さん、自己紹介と今尾さんの他己紹介をお願いします。

田上:ありがとうございます。 私はボーカリストとか、ボーカルアーティストって言ったりもしています。 小さい頃から声を出すのが好きで、元々は演劇やダンスパフォーマンスの領域で表現をしていたんです。 そういう場で詩を叫びながら会場を走ったりしながら生の声を使っていく中で、「空間と身体の間にあるものとしての声」に興味を持ち始めました。 声を間に挟めば、確かに目の前にあるものとの距離や場所、素材などがわかる。 音の響きを通して身体と直接関われるというか、そういうことが声でできるっていうのが面白いなと思っていて。 最近は、音への入り口としてさまざまな人が関わりやすいので、バンドや弾き語りを中心に活動しています。

今尾さんは、 私にとってまだまだ謎の人物です(笑)。 最初に知り合ったのは、彼が主催していた企画に呼んでもらったとき。 「人をこの場所に配置したらどうなるか」とか「この人にここに行ってもらったら面白そう」みたいなことを楽しんでいる人、という感じで捉えています。

今尾:確かに「配置する」という感覚はあるかもしれません。 僕は、自分の周りにいる人それぞれの根底にある生き方や考え方を知ってしまうと、「この場所にこの人がいたらすごく面白いことが起こるんじゃないか」とワクワクするんです。 すでに身の回りに面白い人やものに溢れていると思うからこそ、1人のスターをみんなで祭り上げて中心を作り出すような空気感がつまらないなあという気持ちがあって、それに抵抗するように動いている部分もあるかと思います。

お二人の出会いのきっかけとなったイベントとは、どのようなものだったのでしょうか。

今尾:2021年くらいかな、コロナ禍に、東京の狛江で「いい貸家(かしや)」っていうシェアハウス兼、作品を作るためのスペースを友人とやっていて。 そこ全体を使って展示や食事の提供、ライブなどを複合的に表現するイベントをやったときに、田上さんにお声がけしたんです。 「いい貸家」は駅から15分くらい歩かないといけないので、僕が車でお客さんの送迎をしたんですが、それ自体をサウンド作品にしてみたいなと。

田上:2016年くらいから、外を歩きながら見えた景色を即興で歌にしていくっていうワークを「見て呼ぶ」と名付けてやっているんです。 それをイベント用にアレンジして、車を運転しながら駅と「いい貸家」の間で見えた景色を声で描写したり、歌になったりする作品を作って、会場への行き帰りの時間も楽しんでもらいました。

田上さんと今尾さんが送迎の音響作品を作った「いい貸家」で行われたイベント。

“プロフェッショナル” という概念を疑ってみる

「地べた音楽祭」の、ステージと客席・アーティストと観客の境目を溶かす、というコンセプトは、どこから着想があったんですか?

今尾:「いい貸家」や、そこに集まっていた「M集会」という音楽グループの活動の地続きにあるのが「地べた音楽祭」です。 「M集会」は、「楽器を持って集まったメンバーがただ一緒にいる」という状況から「音楽」というものに移り変わっていく境界線を探りながら、「音楽」が生まれてくる瞬間をパフォーマンス作品として扱えないか、ということを実験しているグループ。 「いい貸家」は、その「M集会」が作品を作るために借りた家に、日本画家や彫刻家も一緒になって生活をしていた場所です。

「M集会」を始めたときから、アーティストと呼ばれる人でなくても表現している人たちはたくさんいる中で、プロフェッショナルかどうかを分けるということに疑問があったんです。 プロフェッショナルと日常の中で表現していることや、生きることそのものとの境界線はどこなんだろう、どう両者は混じり合っているのだろう、ということを考えて活動していたのが「M集会」や「いい貸家」とも言えると思います。

アーティストとそうでないとされる人、作品とそうでないとされるものの間に意識を向けている人たちがそもそも集まっていたんですね。

今尾:表現することと生活することの境界を考えていくと、実は別に線なんてないと思うんです。 活動していくうちに、その「境界」をメインに扱うということを態度として見せられるイベントをやりたいなという話になり、「地べた音楽祭」という形になったんです。

「地べた音楽祭」で自身もパフォーマンスに参加した今尾さん。
「地べた音楽祭」で自身もパフォーマンスに参加した今尾さん。

田上さんは「プロとアマの境界線」についてどう考えていますか?

田上:プロとアマみたいなことは普段あまり考えないですが、演者と聴く人の関係性は気になっています。 たまたまそのときに、お互いその役割をやってるだけ、という感覚があります。 歌という大きな概念を前にすると、その歌というものにアクセスしているだけ、という感じがしていて。 火を囲む感覚に近いのかもしれませんね。 私は、自分を見てほしいという気持ちよりも、「歌をここに起こすので、一緒に聴きましょう」みたいな感覚で歌っているんです。 そういうスタンスだから、「地べた音楽祭」の状況にはグッときます。 たとえば「地べた音楽祭」では、打ち合わせなしにいつの間にか周りの人と一緒に演奏している、といったことが起きたりして、楽しいです。

今尾:僕は、美術で言うとギャラリー、音楽で言うとステージのような、静かにして見たり聴いたりするような “純粋な” 表現のための場に昔から魅力を感じながらも同時に違和感を感じていました。 空間を共有していると、無関係なようでも関係してくる。 作品にとってノイズに思われるようなものも受け入れながら表現をする方が心地がいいと感じているんです。 もしかしたら、“純粋” であることを成立させるために排除してるものもあるのではないかと。

田上:“純粋” であることと、商品であることは繋がっているのかもしれませんね。 「お金を払ってもらって見ていただく」というプロフェッショナリティもリスペクトしています。 その場合はやっぱり、ノイズを少なくしていく必要があるのかもしれない。

ヴァイオリニスト・斎藤ネコと、流し歌手・パリなかやまのセッションの中で、お客さんが歌い出す。
ヴァイオリニスト・斎藤ネコと、流し歌手・パリなかやまのセッションの中で、お客さんが歌い出す。

「地べた音楽祭」では、お客さんが演奏と一緒に踊り出したり歌い出したりする風景が生まれるのが印象的です。 アーティストをオーガナイズするときは、そのような状況を意図しているんですか?

今尾:アーティストにとっても聴きにきた人にとっても、その人だけの “居方(いかた)” を受け入れられる場にしたい、という思いがあります。 そして、アーティストがその契機になる、ということは想定していますね。 「この人が踊り出したら、お客さんも踊りたくなるだろう」とか。 アーティストがひとつの “居方” をはじめたら、それが場で許されて、他の人もやりやすくなる。 それは、必ずしも「踊る」みたいなことだけじゃなく、「ぼーっと空を見ている」とか、「他のお客さんを観察する」といったことでもいいのかもしれません。 そういった千差万別あるパーソナルな “居方” を引き出すために、現代美術のアーティストやパフォーミングアートの表現者もオーガナイズしています。

現代美術作家・光岡幸一が大きな布を掲げて会場を歩き回る。
現代美術作家・光岡幸一が大きな布を掲げて会場を歩き回る。

なんで同じ方向を向いて音楽を聴くの?

田上さんから見て、「地べた音楽祭」にしかないアーティスト側としての楽しみってどんなことでしょうか。

田上:1つ目は、自分が演奏している音じゃない音がたくさん鳴っていること。 一昨年、演奏しているときにヘッドセットをしていたんですが、なんか聴き慣れない、けれども演奏にリズムが合っている音が鳴っているなと思ったんですね。 最初は、ヘッドセットに不慣れなので自分の息が入っているのかなと思ったんですが、あとから録画を見直すと、周りの人が叩いていた太鼓だったと気づいたんです。 想定しない音が鳴っている、というのは、演者としてはめちゃくちゃ楽しいですね。

2つ目は、会場の使い方がお任せなことですかね。 一般的なフェスやコンサートと違って、「地べた音楽祭」ではリハーサルもなく、30分前くらいにサクッと打ち合わせるだけ。 演奏する場も正面がなく、使い方も自分で考えていいので、それがとても楽しいです。

中央にギター・ボーカルの田上碧さん。 バンド「ガラグア」での演奏時。
中央にギター・ボーカルの田上碧さん。 バンド「ガラグア」での演奏時。

楽屋などもなく、自分が演奏していない時間はお客さんと馴染みますよね。 その中で印象的だったモーメントはありますか?

田上:去年、屋台のご飯を注文して待っているときに、U-zhaanさんがタブラを演奏されていたんですが、その間ずっと寝っ転がってたんです。 太陽のジリジリとした日差しを受けながらインドの伝統的な音楽が流れてきて、それがすごく気持ちよかったのを覚えていますね。

今尾:寝てもらえるの、めちゃくちゃ嬉しい。 音ってどんな体勢でも鑑賞できるのが魅力だと思うんです。 なのにアーティスト側を向いて聴くことが当たり前。 それに対して高校生くらいの頃から「イ〜〜ッ!」ってむず痒くなってたんです。 中学生のときに、「車はいつも同じ方向に走ってる、道があったらそっちに向かうんだ」というようなことがただ書いてある詩を読んで、なぜかずっと覚えているんですが、それと重なるんですよね。 みんなが同じ方向に進んでもらわないと混乱や事故が起きるじゃないですか。 秩序を保つために協調する、ということが、僕にとっては違和感があるんです。

タブラ奏者・U-zhaanと、シタール奏者・武藤景介の演奏。
タブラ奏者・U-zhaanと、シタール奏者・武藤景介の演奏。

その文脈で言うと、「地べた音楽祭」はある種の “混乱” を作り出しているとも言えるかもしれませんね。

今尾:そうですね。 本物の混乱だとそもそもイベントすら成り立たないですが、“人が手に取れる混乱” くらいのギリギリのラインを攻めながら作っていきたいのかもしれないですね。 そういうことを共有できるアーティストに参加してもらっているので、「地べた音楽祭」はちょっと変なフェスというか、他のイベントでは見られない風景が広がっているんだと思います。

バンド・東京塩麹の演奏に混ざる、ダンサー・アーティストのAokidと、パフォーマーのばー子。
バンド・東京塩麹の演奏に混ざる、ダンサー・アーティストのAokidと、パフォーマーのばー子。

今年は広場を飛び出し、ストリートに進出

3回目の出演になりますが、田上さんは今年新しくチャレンジしたいことはありますか?

田上:さっきお話した「見て呼ぶ」のような即興的な要素も混ぜながらストリートでの表現を楽しみたいです。 今年から新たな試みとして「えきまえ広場」だけでなく、そこから飛び出して狛江駅前までのストリートも会場として使えるようになりました。 それで今尾さんから「田上さんはストリートで演奏お願いします」と言われたので、受けて立とうという感じです(笑)。 今年はヴァイオリニストの北澤華蓮さんと一緒に演奏するんですが、彼女も路上をはじめ、コンサートホール以外の場所でクラシック音楽を演奏する活動をしているので心強いです。

どのような経緯でストリートも使うことになったんですか?

今尾:これまで2回「地べた音楽祭」を開催する中で、広場の中に入るわけじゃないけれど、周りで見ているお客さんも多かったんです。 会場の「えきまえ広場」はロータリーの目の前で、電車もバスも通るから狛江に住んでいる人が循環している場所なんですね。 だからイベントを目的にしてきたわけではない人にも、音は届いていて。 イベントの外側にはどういう人たちがいて、かれらはどういう受け取り方をしているのか、ということを、自分たちなりにもう少し探ってみたかったんです。 ちゃんと “町の出来事” にしたいなと。

右奥のアーチ状の窓がある建物が小田急線狛江駅。 左が駅ビルで、ロータリーにはバスが出入りする。
右奥のアーチ状の窓がある建物が小田急線狛江駅。 左が駅ビルで、ロータリーにはバスが出入りする。

今年は、アーティストのラインナップもチャレンジングだと感じます。 今まではミュージシャンとして有名な方をヘッドライナーとして呼んでいましたが、今年はそういう立ち位置の人を置いていないのが面白いなと。

今尾:今までに出ていただいたアーティストはもちろん素晴らしかったんですが、今年は知名度に頼らずに、「地べた音楽祭」そのものを楽しみに人が来てくれる、ということが起きるといいなと思っていて。 場自体を面白い空間にできてきているんじゃないかなという自信はついてきたので、知名度のある方をラインナップしないのは実験的な試みとしてやってみたかったんです。

あとさっきお話したように、今回はストリートに拡張するので、有名なアーティスト目当てで会場の中に人がたくさんいるよりも、ストリートも含めて緩やかに町に接続していく状況を作りたいと思ったんです。

今まで以上に「地べた音楽祭」らしい「地べた音楽祭」になりそうですね。 飲食や物販も見どころの一つですが、特に推しの出店者はいますか?

今尾:「タマガワ図書部」のブースでは、「誰かに読んでもらいたい本」を持ってくると本の交換ができます。 かれらは、今年から狛江の駅ナカで地域の人がブックセレクターになって選書した展示を開いたり活動していて。 本を媒介にして町と繋がることができるのは素敵だなと思います。 あと個人的には宮坂遼太郎くんの、絶版漫画の古本屋「パキャララ」が楽しみです。

田上:宮坂くんはパーカッショニストで、私もバンドを一緒にやったりしています。 彼は大学院の頃に少女漫画の研究をしていて、それで修士論文を書いていたくらいのガチ勢……。 ずっと「古本屋をやりたい」って話を聞いていました。 ようやく念願が叶うんですね!

今尾:シンガーソングライターの浮(ぶい)さんとも共演するし、オールタイムアーティストとして打楽器の演奏もするし、古本屋もやるし……。 その3つを掛け持ちする人は史上初(笑)。 今年は、作家活動をしている人の出店もあるし、飲食の人でもアーティスト的な動きをしている方々をたくさん呼んでいるので、出店の店舗、一軒一軒に違った見応えがあると思います!

昨年の出店者「Hand To Mouth」。リサイクルショップでありながらも、モノで音を鳴らしその場で音楽を作る。
昨年の出店者「Hand To Mouth」。 リサイクルショップでありながらも、モノで音を鳴らしその場で音楽を作る。

地べた音楽祭

日時:2024年 10月5日(土)9:30〜17:00 ※雨天延期:2024年10月12日(土)9:30〜17:00
場所:狛江駅前 + えきまえ広場(​東京都狛江市 狛江駅北口前 + 元和泉1-3)
入場料:前売りチケット 1500円(中学生以下入場無料)

後援:狛江市、小田急電鉄(株)
助成:アーツカウンシル東京
主催:イジャクノ絨毯

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今尾 拓真

いまお たくま

1992 京都出まれ。 2015 京都市立芸術大学美術学部 彫刻専攻卒業。 音を主なメディアとして扱いながら、環境の背景構造を造作行為や振る舞いによって再構築する活動を行う。 インスタレーションやライブパフォーマンス、ライブ演出などを表現態度とすることが多い。 主な発表に「今尾拓真個展 work with #9(CLUB METRO空調設備)」CLUB METRO/京都(2022)、「奥能登国際芸術祭2020+」珠洲市全域/石川(2021)等がある。

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田上 碧

たがみ あおい

1994年、兵庫県生まれ、千葉県出身。 2014年頃より、野外から劇場空間まで幅広い場で体ひとつで歌うことから、アーティストとしての活動を始める。 歌うことの行為や現象としての側面を浮き彫りにするパフォーマンスや、歌と語りを織り交ぜた楽曲の演奏、即興演奏や詩作などの実践を通して声と身体による表現を探求している。 2019年、半年間のインドネシア滞在中にきっかけを得て、特殊発声を用いた即興演奏を始める。 野外にて建物のあいだを走って移動しながら大きい声で歌う『地球のほう』(2016)、部屋の壁に口をつけて歌い唾の跡を残すパフォーマンス『遠くまでコンクリートで』(2017)、歌・語り・ヴォイスなどを織り交ぜた長編の歌『触角が無限にのびる虫』(2020)などの発表を経て、2022年からは自作曲の弾き語りを中心に活動中。 2023年よりバンド「ガラグア」を始動。

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Words & Edit:Sara Hosokawa