祈りの土地・岩手県遠野を舞台とする短編ドキュメンタリー『DIALOGUE WITH ANIMA』。本作の予告編が公開され、またKuniyuki Takahashi、OLAibi、Daisuke Tanabe、kafuka、Saskiaの5名のアーティスト参加の本作のサウンドトラックが配信リリースされた。
Kuniyuki Takahashi、OLAibiなどがサウンドトラック制作に参加。短編ドキュメンタリー『DIALOGUE WITH ANIMA』予告編が解禁!
本作『DIALOGUE WITH ANIMA』は、日本土着の死生観について訪ね歩いた民俗学者・柳田国男の著した『遠野物語』で知られる岩手県遠野市で撮影された短編ドキュメンタリー映像だ。一般社団法人Whole Universeがプロデュースを手がけた本作は、JST/RISTEXの研究企画調査『「人間-技術構成主義」に立つ「生と死」をめぐる倫理の分析と社会的議論の啓発に向けた企画調査』の一環として調査が行われ、映像監督・坂本麻人のプロダクションThe Light Sourceにて制作された。
遠野市立博物館の学芸員や遠野郷八幡宮の宮司、郷土史家、遠野で活動するプロデューサーなど、地域文化に深く関わる5名にインタビューを敢行し、動物と人の間を行き交う「しし踊り」、魂の存在、死者の供養、厳しい自然環境のなかで祈り続けた土地の姿を描いている。
今回リリースされたサウンドトラックでは、5名のアーティストたちがこれらのキーワードからインスパイアされた計7曲を書き下ろしている。本サウンドトラックには、北海道を拠点に国内外で活動する音楽プロデューサーのKuniyuki Takahashi、ビートメイカーのDAISUKE TANABE、また鳥取の森のなかで音の実験に取り組む音楽家OLAibiや、kafuka、Saskiaがそれぞれ新作を提供。またマスタリングエンジニアは、サウンドクリエイターのYosi Horikawaが担当している。
気になる本編映像は2021年8月27日〜29日開催のイベント<遠野メグリトロゲ(巡灯籠木)>にて公開を予定しているのでぜひチェックしてほしい。
RELEASE INFORMATION
DIALOGUE WITH ANIMA SOUNDTRACK
TRACK01 – Sign of Anima by Kuniyuki Takahashi
TRACK02 – GurdianoftheGhosts by Kuniyuki Takahashi
TRACK03 – EarthlyHospiceby kafuka
TRACK04 – Dr awingformydearby Saskia
TRACK05 – DeerDancebyDAISUKETANABE
TRACK06 – DialoguewithAn imabyDAISUKETANABE
TRACK07 -NightandlightbyOLAibi
Masteredby YOSIHORIKAWA
Photograph&DesignbyASATO SAKAMOTO