アナログレコードに刻まれた溝から音を拾い出すレコード針。 使うと摩耗していくため寿命が来たら交換する必要があり、製品によっては簡単に付け替えられる交換針が用意されています。 この交換針の新製品『ATN3600LC』と『ATN3600LE』が登場。

接合楕円針のATN3600LEなら、交換するだけで音質を高められる

オーディオテクニカの交換針に「ATN3600L」という製品があります。 マグネットとコイルで発電するVM型の定番モデルで、オーディオテクニカのレコードプレーヤーで長らく採用されてきました。 今回の新製品ATN3600LCとATN3600LEは、このATN3600Lと互換性を保ったままアップデートした交換針です。

ATN3600LCは、ATN3600Lと同じ「接合丸針」のため品質や音質はそのまま。 違いは外観で、時代に合わせてアップデートしています。

ATN3600LEは、針交換で音質を向上できる上位モデルです。 針先に、丸針より溝を正確にトレースできる「接合楕円針」を採用しています。

適合するレコードプレーヤーは「AT-SB727 YL/BK」「AT-SB727 WH」「AT-SB2022」「AT-LP60X」「AT-LP60XBT GBK」「AT-LP60XBT WW」「AT-PL300」「AT-PL300USB」「AT-PL300USBII」「AT-PL300BT」となっています。

【製品スペック】
製品名:ATN3600LC
針圧:3.0~4.0g(3.5g標準)
スタイラス:接合丸針
 
製品名:ATN3600LE
針圧:3.0~4.0g(3.5g標準)
スタイラス:接合楕円針

ATN3600LCの詳細はこちら

ATN3600LEの詳細はこちら

Words: Kosuke Kusano
Photo: Hinano Kimoto

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