楽器の演奏をより美しく、クリアに届けるために欠かせないのが、高品質なマイク選びです。しかし、音のクオリティだけでなく、楽器を傷つけないか、演奏中にズレてしまわないかなど、プレイヤーにとって重要なポイントがいくつもありますよね。特に弦楽器や木管楽器を演奏する際には、演奏の妨げにならず、自然な音を拾ってくれるマイクが求められます。そんなニーズに応えるのが『ATM355VF』。プロ仕様の高音質を保ちつつ、演奏者のパフォーマンスを最大限に引き出すために設計されたマイクです。
バイオリン、ヴィオラ、フルートなどの演奏に最適なマイク
ATM355VFには、バイオリン用、フルート用、そしてジョイントアダプタ（別売の専用マウントと組み合わせることで幅広い楽器に対応）の3種類の専用マウントが付属。楽器にしっかりと固定しながらも、簡単に着脱できる設計になっています。
また、接触面には楽器を傷つけにくい素材を採用しているため、大切な楽器の表面を傷つけることなく安心して使用できます。さらに、フレキシブルなグースネックにより、マイクの角度を自由に調整可能。曲げた位置をしっかり保持するため、演奏中に動いてもズレる心配がなく常に最適なポジションをキープできるので、パフォーマンスに集中できます。
小型・軽量でもプロ仕様の性能
ATM355VFはコンパクトながら、プロのライブやレコーディング現場でも通用する高い収音性能を備えています。楽器本来の音色を忠実に再現し、不要な雑音を抑えつつ、自然な響きを収録。ウインドスクリーンがマイク全体を包み込むことで、楽器の振動によるノイズを最小限に抑えてくれるため、ステージ上でも安心して使用できます。
また、オーディオテクニカのSystem 20 PROなどのボディパックトランスミッターに接続することで、ワイヤレスでの使用も可能。別売のUE-O（全指向性）やUE-H（ハイパーカーディオイド）を組み合わせることで、用途に応じた指向性の変更もできます。
さらに、ジョイントアダプタと別売の専用マウントを組み合わせることで、ピアノ、ギター、ドラムなど、さまざまな楽器にも対応。ライブ演奏からレコーディングまで、幅広いシチュエーションで活躍する万能なマイクです。
Words：アマガミノトモ
Photos：Hinano Kimoto