動画インフルエンサーが、アームに吊り下げたマイクで熱弁をふるう姿はスタイリッシュでカッコいい。
マイクアームには、見た目や使い勝手以外にも「振動を抑制する」という本来の機能があります。 音にこだわって高性能なコンデンサーマイクを使うなら、実はマイクアームは必須です。
本記事では、そんなマイクアームの役割や利点、オススメのモデルAT8700Jを紹介します。
手元空間の自由度が大きく広がる。
マイクアームがない場合、デスクに小さなスタンドを立てて、身体のすぐ前にマイクを置くことになります。 しかし、ストリーミング配信中や収録中に手元に置いておきたいものはマイクに限りません。 キーボードにマウスに原稿、楽器を演奏するとなると、楽器本体だけでなく、関連する機材も必要です。 そんな中で、口元近くに置く必要のあるマイクは、手元の作業スペースの自由を妨げることでしょう。
そんな時に助かるのがマイクアームです。 マイク本体を空中に浮かせて口元に最も近づけておくことができ、なおかつ支柱の固定場所はデスクの端でいいので、より自由に手元スペースを使うことができます。
不要なノイズを拾わない。
卓上にマイクを置いて使用すると、デスク上の振動が伝わりやすく、ノイズとしてマイクに乗ってしまいます。 マイクアームを使いマイクを浮かせることで、振動が伝わりにくくなり、雑音が入ることを減らすことができます。
この性能は特にコンデンサーマイクを使用する際に重宝するでしょう。 コンデンサーマイクは感度が高い分、微弱な振動もノイズとして拾ってしまいます。 なのでダイナミックマイクと比較して、ノイズ対策が重要です。
より振動ノイズを効果的に対策することができるため、ショックマウントの併用もおすすめです。
なぜ、AT8700Jが選ばれるのか。
オーディオテクニカのAT8700Jの最大の特徴は、軽量で細いスタイリッシュなフレームと、付属のベルトでマイクのケーブルを固定できることです。 マイクアームは顔の近くにあるため、シンプルな佇まいで存在感をあまり出さないことも重要なポイントではないでしょうか。 ケーブルをきれいにまとめられるので、画面も引き締められます。
さらに、アームは折りたたみ可能なため、使わないときはデスクの脇にマイクとともにまとめておくことができます。 マイクの耐荷重も最大2kgと余裕があり、一般的な5/8インチねじに対応しているマイクであれば、他社製品でも問題なく使用可能です。
カラーバリエーションは定番のブラックの他にホワイトカラーも用意されています。デスクの見栄えにこだわりたい方にもおすすめできるモデルです。
目の前に陣取るマイクスタンドから手元空間を解放したい方、高性能マイクが拾うノイズを減らしたい方。
音を考え抜いてきたオーディオテクニカのマイクアームAT8700Jで、あなたの配信動画の音をワンランクアップさせてみてはいかがでしょうか。
Words : Kikuchiyo KG