レコードやアナログって、流行ってるけど実際どうなの?そんな興味はあれども手が伸びない方々へ。 「円盤好子のアナログジャーニー」では、レコードの魅力をビギナー目線でお伝えしていきます。
第32回のテーマは「レコードグッズをリメイク」です。 以前、レコードをおしゃれに収納できるグッズを紹介しましたが、今回はちょっと視点を変えて既存のレコードケースを自分流にリメイクした物をご紹介しようと思います。
こんにちは、円盤好子です。 早いもので12月ももう半ば。 私は年末年始にはまとめてお休みを頂戴するタイプの会社員でありまして、長期休暇が近づいてくると、「普段はできないことをしてみたいなぁ〜。 こういうのが作れたらなぁ〜」なんて妄想を膨らませながら過ごす時間が増えてきます。
皆さんは今年の冬はどのように過ごしたいですか?「手を動かして何かを作ってみたい!…でもゼロからはハードルが高いなぁ」なんてお考えのそこのあなたへ。 今回は制作者である私の友人に聞いた話とともに、リメイクアイデアをひとつご紹介します。
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まずはリメイクに使ったものをご紹介。
もともとはレコードを収納するものとしてFace Records MIYASHITA PARKで発売されていた、素敵な雰囲気のあるトランク型のレコードケース*。 たまたま見かけ、デザインが気に入ったので(しかもお値段はたったの500円!)すぐに購入したそうです。 とはいえカバンとして使うにはやや大きく、買ったもののすぐには使わず、クローゼットで眠らせることに。
*現在は販売を終了しております。
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友人は仕事でめがねを扱っていて、サングラスが好きでたくさん所有しているけれど、何かうまく収納できないかなと考えていました。 そんなある日の仕事中、ふと手元にあったメガネを収納する箱を見て閃きます。
「この箱、あのレコードケースとほぼ同じ大きさだ…!」
メガネ業界にはメガネフレームを平置きで収納するための仕切りがついた箱があるそうで、その縦幅はおよそ30cm。 レコードとほぼ同じ大きさなんですね。
その箱を持ち帰り、眠っていたレコードBOXを押し入れから引っ張り出し、その仕切りを入れてみると…シンデレラフィット!
その箱は白い厚紙でできていて、ただレコードケースに入れただけでは見栄えが悪かったそうです。 そこで、仕切りには木工用ボンドで布を貼り付け、そしてレコードケースの上蓋の内側にも同じ布を貼り付け、見栄えを整えました。
そして完成したものがこちら!
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レコードグッズのデザインはレトロ感のあるものが多く、インテリアとしても抜群に映えるので、リメイクしてオリジナルアイテムにしてみるのもありだと思います。
みなさんもぜひいろんなレコードショップでアイデアを探って、自分だけのオリジナルレコードグッズを作ってみてはいかがでしょうか。 私もアイデアが湧いたら作ってみようと思います!
では!
Words:SUKIKO.E
Illustrator:Tatsuya Hirayama
Direction & Photos:May Mochizuki