レコードやアナログって、流行ってるけど実際どうなの?「円盤好子のアナログジャーニー」は、レコードの魅力をビギナー目線でお伝えしていくコーナーです。
第5回のテーマは「贈り物レコード」。 普段お世話になっている先輩方にレコードを贈る…今回はそんなシミュレーションです。 ギフトとしてのレコードをみなさんに提案したいと思います。 円盤好子が会社のレコード倉庫から選んで、ご本人たちに見てもらいました。 どんな反応をもらえるのでしょうか?
▼前回の記事はこちら
円盤好子のアナログジャーニー ~2020年代産のLPレコード~
こんにちは、円盤好子です。 自分の生まれ年や生誕日の数字って不思議と思い入れがありませんか?私は自分の誕生日に関係する数字を見つけると、つい反応してしまいます。 日付までぴったり同じならそれはもう運命ですね。
たとえば誕生年産ワインや誕生日に発刊された新聞をプレゼントするギフトもありますよね。 同じようにレコードをプレゼントしてみるのはいかがでしょうか。 部屋にあっても映える、曲を聴いても楽しめる、そんなプレゼントです。
贈る人の生年月日ぴったりに発売されたレコードを探してみよう!と思い立って探してはみたものの、なかなか全ての数字をぴったり合わせるのは難しい…。 (皆さんにもぜひ探してみて欲しいです。 )ということで、いくつかのパターンでギフトとしてのレコード『贈り物レコード』を探してみました。
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まずは、発売年から選んでみました。 贈る相手は1966年生まれのH先生。 60年代はレコードが盛り上がっている時代ですね。 調べていると、数々の名盤が生み出されています。
H先生にはこのレコードをチョイス!
H先生のコメント
「自分が生まれた1966年は名盤といわれたアルバムがたくさんリリースされた年なんだよね。 ビートルズの『リボルバー』、『ラバー・ソウル』もそうか。 サイモン&ガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』、それと先日亡くなったジェフ・ベックを擁するヤードバーズの同名アルバム(通称『ロジャー・ジ・エンジニア』)、挙げだすときりがないけど、あえて1枚!ということだとビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』かな」
H先生イチオシのPet SoundsはYouTubeでも聴けます ▶ 楽曲はこちら – YouTube
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さて、次は贈りたい人の好みにフォーカスして選びたいと思います。 贈る相手は同じ部署の先輩、ぐれさん。 かわいいものが好きで、よくおすすめのキャラクターを教えてくれます。 イチ推しは「アドベンチャータイムのジェイク」だそうです。
そんなぐれさんには、飾っていてほしいという想いをこめてこちらを選びました!
とにかく可愛い。 ジャケットに描かれている子供の姿がとても微笑ましいです。 初めて知ったバンドなので調べてみると、他のアルバムもテイストが異なるおしゃれなデザインで気になりました。 レコードに合うフレームを一緒に買ってプレゼントするのも良いかもしれませんね。
ぐれさんのコメント
「か・わ・い・い~!やっぱり子供はかわいいよね。 ストーリーを想像させるアートワークで素敵だね。 」
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最後に妄想プレゼントするのは、しのさんです!しのさんは柔らかいタッチのアートやデザインがお好きなので、私なりにビビっときたアートなレコードを選びました。 それがこちら!
ジャケットを開くとまた違った画が現れ、チンパンジーのストーリーを連想させます。 表面は色がついているのに対して内側はモノクロなんですね。
しのさんのコメント
「めっちゃ刺さりました~絵のタッチや色味、世界観も好みです。 これは風通しのいい窓辺の植物の横に飾りたい。 」
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今回はシミュレーションでしたが、皆さん良い反応をしてくれました!はじめは「どうしてこのレコードを選んだの…?」というような反応ですが、発売年やその人が好きそうなアートワークなど、選んだ理由を話すと喜んでくれました。 レコードが懐かしい人、ずっと好きで聴いている人、聴いたことがない人。 近くにいる大切な人誰でも構いません、その人のためにレコードを選んでプレゼントしてみませんか? では!
Words & Photos:SUKIKO.E
Illustrator:Tatsuya Hirayama
Direction:May Mochizuki