スピーカーにアンプを内蔵したパワードスピーカー(アクティブスピーカー)を使えば、直接プレーヤーとつなぐだけのシンプルな構成で音楽を再生できます。 強みはそれだけではありません。 スピーカーに最適化されたアンプを組み合わせるため、作り手の狙ったサウンドを再現できます。 オーディオテクニカの『AT-SP3X』は、このメリットを活かして「フォノカートリッジやレコードプレーヤーなど、オーディオテクニカのアナログ製品に最適化した音質設計を施した」パワードスピーカーです。
コンパクトな筐体から、バランスに優れたサウンドを実現
AT-SP3Xは、幅125×高さ200×奥行き136mmとコンパクトな筐体に、直径76mmのウーファーと27mmのツイーターを搭載。 内蔵のDSPにより音質をチューニングしたほか、指向性の強い周波数帯の音を広げる形状のツイーターグリルを採用するなどし、バランスに優れたフラットでクリアなサウンドを実現しています。
RCAによるアナログ入力に加え、Bluetooth接続にも対応しているのもAT-SP3Xの特徴です。 「AT-LP70XBT」や「AT-LP60XBT」などのBluetooth伝送が可能なレコードプレーヤーをワイヤレスで接続でき、配線を気にせずに気軽にいい音を楽しめます。
また、Bluetoothは2台の機器に同時に接続できる「マルチポイント」をサポート。 例えば、スマホとレコードプレーヤーをペアリングしておけば、設定をしなおさずに再生器機を切り替えられます。
AT-SP3Xは、オーディオテクニカのレコードプレーヤーをお持ちの方に、ぜひ使って欲しいパワードスピーカーです。
【製品スペック】
製品名:AT-SP3X
スピーカーユニット:φ76mm×2
ツイーターユニット:φ27mm×2
再生周波数帯域:55~20,000Hz
最大出力:30W
通信方式:Bluetooth標準規格Ver.5.3準拠
対応コーデック:SBC
入力端子:アナログオーディオ入力端子(RCAピンプラグ×2)
スピーカーコード長:2.0m
外形寸法:H200×W125×D136mm
質量:約1.5kg(L側)、約1.6kg(R側)
Words: Kosuke Kusano
Photo: Hinano Kimoto