いつものストリートを思うまま、気楽にいこう。この街で生活する誰かの、いつも通りの日・いくつもの瞬間を見つけるシリーズ。耳元には、Audio Technicaの完全ワイヤレスイヤホン”ATH-SQ1TW”をつけて。今回は、ニューヨークを拠点に活動するアーティストJo Rosenthalと、NYCのGreenwich Village を歩く。Lower ManhattanのWest Sideだ。
青かオレンジ色の地下鉄 4th Street 駅で降りると、目の前に小さな映画館が現れる。昔ながらの劇場を改装してはじまった、アートハウス・シアター。道路を向こう側に渡ればストリートコートがあって、少しばかり天気が悪くてもだいたいいつでもバスケットボールの音がする。
夏の残り香にピンク色のチューインガムの甘ったるさを交ぜながら。このあと友人とWashington Square Parkでランチの約束をしているJoと、あても決めない平日の散歩。
真夏が終わって水の抜けた公園の噴水には、喜びと目くばせのような気だるさで満たされたティーンエイジャーが毎日たまっていて、でたらめなスケートボードで何度も過ぎさっていく。一瞬と永遠をない混ぜにしたような、季節の変わり目の日。
Model: Jo Rosenthal
Photography: Kohei Kawashima
Make Up: Akina Shimizu
Assistant: Yu Takamichi